そのうち「平面テレビなつかしー!」ってなるのかな。
SF映画の小道具でしかなかった「3Dホログラフ映像ディスプレイ」を実在のプロダクトにしてしまったLooking Glass(ルッキング グラス)から、3Dディスプレイの新製品「Looking Glass 4K Gen2」「Looking Glass 8K Gen2」の日本展開が発表されました。
第1段の「Looking Glass Portrait」はフォトスタンド程度のサイズでしたが、4Kは15.6インチ、8Kは32インチとノートPCやテレビくらいのサイズまで大型化。よりコンテンツ鑑賞向きになっています。
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映像がシャープになった
展示会でデモ機を見てきましたが、以前に見た「Looking Glass Portrait」より映像が格段にシャープになってます。大型化して画質が上がったのか…と思って横に置いてあった「Looking Glass Portrait」を見てみたら、こちらの映像もシャープになってました。
これはソフトウェアの進化によるもので、よりディスプレイに適した表示方法が開発されたためとのこと。映像がキリッと引き締まったことで、立体感を強く感じられるようになっています。
ただ、シャープに見える「ピントが合っている」場所とボケている場所が1つの立体映像に混在しており、見ていて変な感覚はありますね。これは映像ソースの問題かも。
本日より予約スタート
「Looking Glass 4K Gen2」と「Looking Glass 8K Gen2」は、本日2021年7月14日から公式サイトにて先行予約スタート。4Kが3000ドル(約33万円)、8Kが15000ドル(期間限定特価/約166万円)です。出荷は秋の予定。
3D映像のソースが少ない現状ではデザイナーや医療機関、研究向けといったニッチ商品ではあるのですが、こんなん普及し始めたらあっという間でしょ。