2021年7~9月のゲリラ豪雨は、全国でおよそ75,000回発生する予想です(※注1)。昨年はおよそ62,000回発生しており、今年の発生回数は昨年の1.2倍と、昨年より多く発生する見込みです。
日本海側を中心に発生回数が多くなる予想見込みで、特に発生回数が多いのは、北海道(10,400回)、秋田県(2,500回)、石川県(1,600回)となっています。発生回数が昨年の2倍以上となるところもある予想です。
その他、大都市圏では、東京で1,200回、愛知で1,000回、大阪で400回となる見込みで、いずれも昨年と同程度の発生回数になるとみています。
雨雲の発生は山沿いで発生することが多い予想ですが、平野部(都市部)にも流れ込んだり、都市部の直上で発生したりする場合があります。一回のゲリラ豪雨で、激しい雨による道路冠水や浸水、落雷による停電や交通機関が停止するなど様々な被害が懸念されます。随時最新の雨情報をご確認ください。