朝礼ネタ:2021年土用の丑の日
2021年土用の丑の日は7月28日です。毎年ウナギを食べるご家庭も多いでしょう。
土用の丑の日がはじめられたきっかけは、江戸時代にさかのぼります。
科学者、蘭学者であった平賀源内が、夏に売り上げの上がらないうなぎ屋から相談を受け、土用の丑の日にうなぎを食べる
今でいうキャンペーンのようなものを仕掛けたのがきっかけといわれています。
それより以前から、日本では土用の丑の期間に「う」のつくものを食べるとよいとされてきました。
このキャンペーンは成功し、こんにち、現代まで続けられています。
しかし、気候変動や乱獲のせいか、うなぎの漁獲量は年々少なくなっています。
ウナギはまだ生態が不明で、養殖もうまくいっていない生き物です。
近年では養殖の研究も進められていますが、絶滅の危機に瀕しているといわれて、もう数年が経ちました。
今年は丑年ですので、土用丑の日にはウナギではなく牛で焼き肉を楽しむのもいいかもしれません。
おいしい物を食べて、暑い夏を乗り切りましょう。