zawanews.com

千葉県袖ケ浦市の竹林で遺体で発見された中込愛美さん（１９）は、同県市原市内の県立高校を卒業後、千葉市の美容室で働きながら通信制の美容学校で学び、資格取得を目指していた。

　中込さんの兄の同級生の男性は、中込さんが行方不明となる前日の６日、中込さんの兄と電話で話した際、「愛美さんとも世間話をした。特に変わった様子はなかった」という。「やさしくて元気な子だった。（亡くなった）実感がわかない」とうつむいた。

　中込さんが働いていた美容室の関係者は、中込さんの印象について「明朗活発な性格で明るい子だった。人から恨まれるような子ではなかったので、事件と聞いて驚いている」と肩を落とした。

　一方で、中込さんは２月くらいから体調を崩し、仕事を休んでいたという。「４月下旬に連絡したが、『まだ体調がよくならない』ということだった」とも振り返った。

　中込さんは昨年、出身高校の在校生向けの情報紙に卒業生として登場し、「将来、自分のお店を持つことが夢です。大変なことはわかっていますが、努力して頑張ります」と話していた。