俺「その落ち武者に修行してもらってくるわ」
そう全力ドヤ顔で言った。
やべぇ、これもなんか恥ずかしい
>>15
他校まで知れ渡ってしまった不名誉である。
ただ殴り合いなら負けなかった。何故か。それは本当。
>>1の馬鹿っぷりが
夜中5時頃。町内の帰りの歌が流れだした頃。
ガチャン、カチャカチャ。あの音が聞こえてきた。
俺は直にゲームとかPSPをしまい、持ってきておいたコップに酒を注いで正座した。
武者が階段から出てくる。すごく驚いた顔をした。
多分内心(うわぁ、本当に来たよ……)だったと思う。
俺「師匠!宜しくお願いします!」
叫ぶように言った。
武者さんは困った顔をしながらも俺の前に立った。
>>30
当時はかなり大真面目だからなwwww馬鹿だけどwww
まあ、もしも分かったら墓参りとかしたいな……とw
不良言っても運動神経良い奴とか、マジで滅茶苦茶に強い奴とか、そんな奴らばかりだし体育教師とは友達状態だから
割とどの学校でもよくあると思うけど。
で、俺らは「竹刀とかカッケェwww」と言う理由で剣道の授業を受けに行った。
……と思ったら、俺ともう一人(A)以外は柔道に行ってた。俗に言うハメられたのである。
Aと俺は柔道の方に行かせろと教師に言ったが聞く耳は持ってもらえず、仕方なくその日は剣道を受けることになった。
そして俺はであった。奴と。
二学期の初めに身長160ぐらいの転入生が着ていたのは知っていた。
そいつが剣道の授業を選択していたんだ。噂通りのイケメンだった。
俺「なんだよテメェ?」
B「なんでもないけど、早くしろよ」
俺「ああ゛?」
B「はぁ……、これだから馬鹿は……」
そこでは教師が慌てて来て何もなかったのだが、無性に腹が立ったのを覚えている。
そしていよいよ。
剣道の最期に試合があり、何だかんだで俺はワクワクしていた。
剣道を選択した奴らを偶数奇数で2つの班に分けて試合をするのだが、俺の対戦相手はBだった。
心の中で小さくガッツポーズをした。
勝ち目がないのは目に見えていたような物である。
そもそも教師は俺ら不良が試合をするときは、直に止められる距離とかに来るのに来ない時点でおかしかったのを理解するべきだった。
ただ、それで気持ちが納得することはなかった。
なんか無性に腹がだって、適当に金属バット持って家の前で振り回してた。剣道のつもりで。
>>5
こうとしか言いようがなくて……ww
試合ルールは一分間、2本取るか、時間切れで判定(どっちが強かったか皆で拍手して決める、はずいヤツ)。
俺は絶対にコイツを叩き飛ばしてやるとヤル気十二分で挑んだ。
教「始め!」
その声と同時に俺の頭にとんでもないぐらいの衝撃を感じた。
俺の横にはBが居た。
飛び込んできたのである。余裕で一本取られた。
俺「はぁ!?今の有なのかよ!」
教「うん」
俺「クッソ!じゃあ俺もやるわ!!!」
二本目が始まる。
教「始め!」
その声と同時に大振りで飛び込む俺。
胴にとてつもない衝撃が走り、Bが横に居た。
多分、剣道経験者の人だと分かるけど、踏み込みが早い奴はそんな感じで速攻だわ。
売った喧嘩は負けなしだっただけに、とんでもなくショックを受けていた。
「よりにもよってあんな野郎に!?はぁ!?」って感じ。とにかく悔しかった。
夜中にAからメールが来て「ボロ負けしたオレさんチーッスwwwww」って来た。
ちなみに2ちゃんねらーなのはその頃からである。
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Source: みじかめっ!なんJ
落ち武者に剣道を教わった話。