これは、1本の記事に釣り上げられ『ブラックサージナイト』に手を出す、1人の紳士の物語・・・。
ーーーとある昼下がり。
私は黙々と記事を読み耽っていた。
記事を書くライターとしてAppBankで仕事をしている私。
もちろん別のライターさんが書いた記事から、色々な刺激を得よう、という気持ちもあるが・・・。
その実、元々はAppBankの動画や記事を毎日の楽しみにして過ごしていた、実質AppBankヘビーユーザーだったりするのだ。
ので、今日も今日とて記事を読み耽る・・・。
と、そこで“とある1本の記事”が私の目に止まった。
『これアレが見えてない!? ブラックサージナイトの露出がスゴい。みんなの感想まとめ』
ほぅ・・・『アレ』とな・・・?
お胸に乗せられたハート・・・露出・・・。
も、もしや!
“桃の園”!
え? ・・・え? 見えちゃうの? マジ?
・・・ものの見事に1人の読者が釣り上がった。
何せこちらとら、毎週「お胸」について語っている紳士だ。こんなタイトルを見せられてしまっては、むしろ紳士として読まねばならない。
『かなり刺激的な格好をしている子』
あぁ、これは紳士として読まねばいけません。紳士なので。・・・紳士なので。
しかし、この紳士。読み進める中で、予想だにしないワードがクリティカルヒットする。
「ア、ア、アーマードコアだって!!??」
そう、この紳士。「やり込んだゲームは何?」と問われたら『パズドラ』の名前と同じくして、『アーマード・コア』の名前が上がるほどにやり込んでいたゲームなのだ。
ちなみに『アーマード・コア』とはゲームタイトルも有名だが、『フロム・ソフトウェア』と言えばさらに知っている方も多いのではないだろうか。
至る所で様々な話の最後に「フロムが新作を出す」とユーザー間で弄られる、あの『フロム』だ。
簡単にまとめると「超速スタイリッシュロボットアクションゲーム」とでも言おうか。
無限に近しいカスタマイズの中から自分の思う“最強”を作り出し、ミッションや対人をプレイできる、まさに『漢のロマン』を具現化したようなゲームなのだ。
学生の頃、この『漢のロマン』の象徴を見つけてしまい、ものの見事に没頭した。
長くなったが、そんなこんなで『アーマード・コア』と見てしまった私は超速でiPadを開き、爆速でダウンロードし、『ブラックサージナイト』の世界に身を投じるのであった・・・。
さて、早速やプレイを始めていくと、早速語りが始まった。
『ここであなたと出会うのも何かの縁』
『私の話に興味はありますか?』
こんなにもゲーム開始直後から、心をグッと掴まれる書き出しがあるだろうか。
普段からノベルゲー(紳士仕様)をプレイするこの身。だからこそわかる。
この書き出しは明らかにストーリーが面白くて、つい時間を忘れてやり込んで深夜になり、お腹が空いて夜食に手を伸ばしてしまう・・・そういうパターンだ。
簡単にストーリーをまとめると、主人公たちの住む星に大きな異変が起き、世界の大半が海に沈んだ。しかし、その海ですらも原因不明の異変が発生。何かしらの対策を講じねばならなかった。
この辺りが噂の『アーマード・コア』味を感じさせる要素だろうか。荒廃した世界で、人間たちがそれぞれの叡智や権利を得るために戦いに繰り出す・・・。
わかる。『アーマード・コア』味を感じる。
特に地上が崩壊してるってのがまた、それっぽい。
人類が海の権利を得るため、作られた兵器が本ゲームの中心となる「ドール」。
ただの兵器だったが、やがて彼女たちにも“心”が生まれ・・・。
と、まあ王道なストーリー・・・。
ではない。
なんとこのゲーム、主人公は人間サイドではなく、友好を望まなかった「ドール」サイド。むしろ“闇の世界”がメインなのだ。まさかのダークサイドゲーム。
こんな展開、堪らないに決まっているじゃあないか!
ただでさえ世界観が好きなのに、ダークサイド? そんなもの“好き”に決まっているじゃあないか。
やはり書き出しの時点で感じたある種“危険”な感情を正しかったようだ・・・。私はとてつもなく“深い沼”に手を出してしまった・・・。
そんなストーリーを読み進めると、ゲームシステム起動。ソシャゲではお馴染みチュートリアルだ。
ゲームシステムに関しては、シンプルなオートバトル。
・・・だが、見ての通り、エフェクトや動きが激しく、非常に見応えがある。
戦闘中にキャラ配置を弄れたり、固有スキルは好きなタイミングで発動できたりと、オートバトルの中でもかなりやり込み要素の深そうなゲームシステムとなっている。
そして、驚いたのは、スキル発動時には“全キャラ”ムービーが流れる。それも普通のアニメと遜色ないくらい“ヌルヌル”と動く。これはキャラ推しも捗るな・・・。
さて、そんなチュートリアルを超えたら、皆大好き「ガチャ」のお時間。
『ブラックサージナイト』でのガチャは「何度でも引き直せる」システム。ちょくちょく話題に見かけるけど、いざやってみるとゲーム数が少ない、最高にありがたい“超お手軽リセマラ”が可能だ。
これで自分の好きなキャラが出るまで、もしくは強いと噂のキャラが出るまで。己が心ゆくまで、好きなだけガチャを引ける。
・・・ちなみに私は『CV. 田村ゆかり』に惹かれて「アケロン」ちゃんでストップした。
声優陣も豪華なので、これは声優推しの方も満足いけるのではないだろうか。スキル発動時に毎回ムービーも見れるしね。
私はこれから、この「アケロン」ちゃん・・・もとい「姫」とともに、この広い『ブラックサージナイト』の世界に繰り出していく。
この堪らない世界観の中、どんなストーリー展開が待っているのか。非常に楽しみである。
皆様も気になったら、ビシッとダウンロードして、バチコン楽しもうじゃあないか。
Source: AppBank
某“超有名ロボットゲーム”チック!? 魅力的な世界観が堪らない『ブラックサージナイト』。