4月21日午前2時(日本時間)に、Appleの新製品発表イベント「Spring Loaded」が開催されました。
最初に発表されたのは、iPhone 12 mini、iPhone 12の新色モデル「パープル」の追加。
価格は変わりなく、iPhone 12 miniは82,280円(税込)から、iPhone 12は94,380円(税込)からとなっています。
次に発表されたのが、U1チップを搭載したなくし物防止タグ「AirTag」。iPhoneとペアリングすることにより、「探す」アプリから数センチ単位でAirTagの場所を把握することができます。
AirTagにはスピーカーが搭載されているため、音を鳴らして探すことも可能です。電池はユーザーが交換可能で、電池持ちは約1年間。防水規格はIP67に対応しています。価格は1つあたり3,800円(税込)から。
マイナーアップデートされたApple TV 4Kが発表。「A12 Bionic」プロセッサを搭載し、付属の純正リモコン「Siri Remote」も一新されました。
さらに、iPhoneと連携することで、Apple TV 4Kを接続したモニターのカラーバランスを自動調節する機能が追加。価格は21,800円(税込)からです。
Appleの独自プロセッサ「M1」を搭載した新型「iMac」が発表されました。Retinaディスプレイは24インチで、4.5K解像度となっています。
デザインは大きく変更され、以前の丸みを帯びた形状から、iPhone 12やiPad Proに近いスクエア型の形状になりました。カラーバリエーションは7色と非常に多く、全体的にポップなデザインとなっています。
大きくアピールされたのが新型iMacの薄さ。CPUとGPUが統合されているM1を搭載することにより、11.5mmの薄さを実現できたとのことです。
スピーカーは6基で、前面に搭載されているカメラは1080pに。USBポートはType−Cに統一され、電源コードもマグネット式に一新されました。価格は7コアGPUの最小構成モデルが154,800円(税込)から。
最後に登場したのが新型「iPad Pro」。なんとこちらもiMacと同じ、8コアCPU+8コアGPUの独自プロセッサ「M1」を搭載しています。
M1搭載による処理性能の大幅向上だけでなく、初めて5Gにも対応。さらにUSB Type-Cポートは高速通信規格「USB 4/Thunderbolt」に対応し、40Gbpsの高速通信や最大6K出力に対応しました。
12.9インチモデルではさらに、ミニLEDを採用した「Liquid Retina XDR」ディスプレイを初めて搭載。コントラスト比は1,000,000:1となり、最大輝度も1600nitと非常に高くなっています。
その他、初めて2TBのストレージに対応するなど、外観は変わらないものの内面が大きく進化を遂げています。価格は11インチiPad Proが94,800円(税込)からで、12.9インチiPad Proは129,800円(税込)から。
その他、Appleからは、Apple CardのファミリープランやApple Podcastのサブスクなどの新サービスも発表。
Apple Cardのファミリープランは今のところ米国内のみにリリースされる模様。Apple Podcastのサブスクは5月から開始され、世界170カ国以上でサービスが提供されます。
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Source: AppBank
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