「Zoom」はセキュリティ面の多数の問題を修正すると固く約束したが、それでも3分の1のユーザーは使うことに不安を感じている。今でも使用する価値のあるビデオ会議アプリなのだろうか。どのようなユーザーが使用するべきなのだろうか。
COVID-19のパンデミックにより、在宅勤務をする人が増加している。従業員が分散して働くようになったため、多くの企業は、新たな標準となったバーチャル会議への適応を迫られており、この状況がビデオチャット/会議ソフトウェアの「Zoom」にとって強い追い風となった。
Zoomが2020年2月に獲得した新規ユーザー数は、2019年通年の獲得数を上回る。主要メディアプラットフォームがZoomを使って自宅のアナウンサーからの中継をストリーミングするようになり、「Zooming」(Zoom会議)はすぐにビデオチャットやバーチャル会議の代名詞となった。
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Zoomの急激な成長に伴い、以前はあまり認識されていなかったセキュリティとプライバシーの問題に注目が集まり、世界中の主要企業や政府機関がZoomの業務利用を禁止するようになっている。また、50万件のユーザー認証情報がダークウェブで販売されていることが確認された。
Zoomはセキュリティ面の多数の問題を修正すると固く約束したが、それでも3分の1のユーザーはZoomを使うことに不安を感じている。Zoomは今でも使用する価値のあるビデオ会議アプリなのだろうか。
その価値があるとしても、多くの個人と企業のセキュリティが危険にさらされるおそれがある中で、どのようなユーザーが使用するべきなのだろうか。Zoomの基本事項をまとめた本記事で、詳しく解説する。
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Source: CNET
「Zoom」はどこまで安全に使えるのか–セキュリティと機能を改めて見る