年を取るにつれて、笑うことが減ると言います。「Psychology Today」によると、笑いの感覚が変わることで、保守的になることもあり、そのため年を取るとより頑固になるのだとか。ある意味そうなのでしょうが、良くも悪くも私たちの笑いの感覚、ユーモアセンスは変わることが多いということです。
年を取るにつれて、笑うことが減ると言います。
何を面白いと思うかの価値観が変わることもあれば、年を取って今の世代の人たちとのつながりがなくなるせいもあります。
「Psychology Today」によると、笑いの感覚が変わることで、保守的になることもあり、そのため年を取るとより頑固になるのだとか。
ある意味そうなのでしょうが、良くも悪くも私たちの笑いの感覚、ユーモアセンスは変わることが多いということです。
しかし、当然ながら、とても面白い年配の人たちも知っていると思います。
世代を超えて、今でも笑わせてくれる偉大なコメディアンもいますし、今度何十年も第一線で活躍しそうな人もいます。
では、年を取っても、若い笑いの感覚を維持するにはどうすればいいのでしょうか?
長年コメディアンとして活躍するキャロル・バーネット、メル・ブルックス、そして最近99歳になったベティ・ホワイトから、ユーモアセンスを維持する秘訣を学びましょう。
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何年もの間、偉大なコメディアンたちの本質的な性格は変わっていません。
「Turner Classic Movies」のホストBen Mankiewiczとのインタビューでメル・ブルックスは、学生時代にフランケンシュタイン役の俳優ボリス・カーロフの真似を身体を使って全力で演技した時にどれほど爆笑を取ったかという話をしていました。
その時、自分が面白いと初めて気付き、それから歴史上の有名人を揶揄する笑いを仕事にするようになったと言っています。
キャロル・バーネットの場合、本当に面白いものは時代を越えて生き残ると考えています。
「面白いものは面白い」と言い、時事問題や最新のネタは受けやすいけれど、一流だと感じたことはないと説明しています。
自分と自分の笑いのスタイルに正直でいたので、バーネットはコメディ界の女性のパイオニアとして、エンタメ業界で長いキャリアを築くことができたのです。
Netflixの「A Little Help With Carol Burnett」を見ればわかりますが、バーネットのユーモアは今でも健在です。
エイミー・ポーラーとティナ・フェイや、エディ・マーフィとアーセニオ・ホール、コメディ俳優のカール・ライナー(「ディック・ヴァン・ダイク ショー」で知られる)とメル・ブルックスなど、面白い人たちは類は友を呼び、長年の友人となる傾向にあります。
ライナーは「親友が1人いれば、あなたは幸運です。私の人生にはメルがいるから充実しています」と言っています。
ライナーは98歳まで生き、ユーモアセンスを保ち続けてくれる面白い友だちだけでなく、いい仲間にも恵まれた人生でした。
「ユーモアセンスがある人は、ない人よりも楽しく人生を過ごせる」とライナーは言っていました。
ベティ・ホワイトの99歳の誕生日では、「Golden Girls」の共演者ブー・アーサー、ルー・マクラナハン、エステル・ゲッティとの長年にわたる友情を思い出しました。
ホワイトは、2016年のスーパボウルの話題になったCMで「キャム・ニュートンを育てた」などと言って、笑いを取る人生を続けています。
ホワイトは「自分のことで深刻になりすぎないこと。他人には嘘がつけても(私はやらないけど)、自分には嘘がつけないから」とデイリー・メール紙に語っています。
ホワイトは、自分が長生きなのはユーモアセンスのおかげだと考えています。
コメディ俳優は、歴史的に見ても俳優としてのキャリアが長く、80年以上スクリーンに登場する人もいます。
ですから、常にポジティブで、自分に正直で、面白い友だちと一緒にいること。そうすれば、結局のところ長生きしながら、ユーモアセンスも保っていられるかもしれません。
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Image: jesadaphorn/Shutterstock.com
Source: Today, Mail Online, YouTube(1, 2), Wikipedia(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7), Psychology Today
Aisha Jordan – Lifehacker US[原文]
Source: ライフハッカー
コメディアンから学ぶ、笑いのセンスを持ち続ける秘訣