在宅ワークや家族との時間を快適にするノートPCとは? リモートワーク歴10年以上のフリーライターが、オン&オフをシームレスで活用できるノートPCの選び方を教えてくれました。
朝起きて、食事を取り、PCへ向かう。
新しい働き方としてすっかり定着したリモートワークですが、その多くは半ば強引に訪れたワークスタイルの変化でもありました。そのため、まだいくつもの課題も抱えているのも事実です。
なかでも大きな課題は、「仕事とプライベートがマージされた状態への対応力」が求められること。
自宅での作業はオンとオフの切り替えが難しく、ときにはどうしても切り分けられないこともあるでしょう。始業・終了の概念も希薄になるため、時間のセルフマネジメントもこれまで以上に重要です。
そこで、今回はフリーライターとしてリモートワークを10年以上続け、改善を繰り返してきた筆者が、仕事ツールとして欠かせないPC選びの視点から、ツール選びによるリモートワークの最適化を考えてみました。
このテーマに即したツールであると白羽の矢を立てたのが、最新世代のテクノロジーを備えた『HP Spectre x360 14』。今回はこのノートPCを試用して、仕事に向かってみました。
結果を先に言えば、仕事用のマシンとしてしっかり使えるだけでなく、家族と時間を共有するリモートワークの課題も解決に導いてくれる存在でした。
では、何がそうさせてくれたのか? レビューと併せてご紹介します
まず自宅で仕事する上での取り組みとして、筆者が取り入れているスタイルがあります。それが「家庭内ノマド」。
静かなプライベートルームも貴重ですが、せっかく自宅で仕事をするのです。ぜひその時々で、自分の居心地の良い場所に移動してみましょう。たとえば、リビングなどで家族と空間を共有することで、リラックスできたり、集中力を発揮しやすくなり、ある種の「社会的促進」効果も期待できます。
こうして、作業場所を変えるとなると、ノートPCが選択肢に。できれば手軽に持ち運べるモデルが有利です。今回試用した『HP Spectre x360 14』は、13.5インチで約1.36kgと願ったりのサイズ。持ち運びに優れたフットプリント故に、ちょっとしたスペースでも展開でき、場所を問わず高い作業効率を発揮できました。まさに、ちょうどいいサイズのPCなのです。
ツール自体のクオリティへと視点を移しましょう。
PCワークで生産性を高めるには、情報が一目で入る大きなディスプレイが求められます。『HP Spectre x360 14』の13.5インチディスプレイのアスペクト比は3:2。勘の良い方はお気づきでしょうが、16:9画面よりも縦幅が広いため、縦にスクロールするアプリでは、一度に表示できる情報量が多くなるのです。
特に効果が高いのがウェブサイトでの調べ物、原稿執筆、ブログのプレビュー、資料作成。筆者がよく使うビジネスツールたちでは、この縦の広さが効果てきめん。スクロールする頻度も減り作業効率が上がりました。
試用したパフォーマンスプラスモデルは、HDR400を備えた画面解像度が3K2K(3000×2000)と高く、有機ELの高い表現力によって、文字や写真も美しく見やすいのも大きなメリット。ブルーライトカットで、長時間利用でも目の負担が減ったような気がします。
あらゆるシーンで柔軟に。利用者が求めるカタチに変わるのも、仕事用だけではないPC選びの大きなポイント。
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仕事の時はノートブックモードを主としつつ、ソファでくつろぎながらの調べ物はタブレットモードが便利。パタンと倒してフラットモードにすれば、手書き入力もまるで紙のノートのような理想的なスタイルで行えます。
子どもと動画を見るときは、画面の角度を柔軟に調整できるスタンドモードが快適。「ながら」作業や家事には狭い場所にも置けるテントモードも活躍します。こうして、オン&オフの用途に合わせてスタイルが変えられる1台5役。
仕事に集中するときはもちろん。家族との時間を楽しむプライベートタイムでも活躍するオールマイティーさも『HP Spectre x360 14』を選びたくなるポイントでした。
機能的なメリット、すなわち「使いやすさ」という面でも『HP Spectre x360 14』は優秀でした。
注目したいのがキーボードです。13.5インチのフットプリントに最適化されたキーボードは入力感も良く、ユーザビリティに繋がる機能が備わっています。
たとえばカメラのシャッターや、マイクミュートがキーボードから操作できるのです。カメラシャッターは物理的なシャッターをデジタル制御。マイクミュートもLEDの点灯でオンオフが直感的に確認できるので、ビデオ会議後の切り忘れも確実に防げます。
我が家では、子どもがビデオ会議中に乱入してくる(リモートワークあるある)ことが度々あるので、手元で素早く操作できるこの仕様は願ったりな機能でした。一度使うと便利すぎて手放せなくなるかもしれません。
また、指紋センサーの絶妙な位置です。タッチパッドのすぐ右上に配置されていて、独特な位置ではありますが、これが実に合理的。画面を開いて、キーボードに手を添えるという一連の動きの中で、スムーズにアンロックできるのです。
処理性能の高さは、日々の業務の効率化に直結します。
『HP Spectre x360 14』は最新の第11世代のIntel Core iプロセッサーによって、高性能ながら省電力を実現しているのも大きな特徴。写真編集など重めの処理でも、ストレスを感じるシーンは少ないでしょう。
加えて、バッテリーはCore i5モデル、Core i7モデルで約15時間、OLEDを搭載した最上位モデルでも約10時間30分と超ロングラン。電源に縛られることなく過ごせるのは本当に助かります。
パワーが必要な作業にしても、USB-Cで充電可能。仰々しいアダプターを持ち歩かなくて済むのもスマートです。しかもボディの深い色味と、アルミ削り出しによるラグジュアリー感の高いエメラルド・カット仕上げは、絶妙なコントラストで所有欲をくすぐります。
ネットワークや周辺器機との拡張性についても、Thunderbolt 4やWi-Fi 6、Bluetooth5.0など最新仕様が用意されていて、ストレスなく長く使える仕様です。このように、優秀な機能やスペックが融合したハイレベルなプロダクトであり、将来を見越しても安心して選べる1台だと感じました。
ビジネスシーンでは、PC・スマホ間のデータのやり取りも頻繁に起こります。ケーブルを繋ぐという僅かな手間かもしれませんが、そのたびにケーブルを探したり、持ち歩かなければならないのはストレスです。効率アップのためには、接続問題を解決するソリューションが求められていると感じています。
それが、『HP Spectre x360 14』に用意された、独自のアプリ「HP QuickDrop」。プラットフォームの垣根を越えて使えるファイル転送ツールで、スマホからはQRコードを読み取るだけでPCとペアリングでき、端末内のファイルや写真を、無線通信(Wi-Fi接続下ではWi-Fiを利用)で素速く送信できます。
おかげで試用中はケーブル類をまとめたポーチを持ち歩く習慣がなくなりました。しまい忘れたケーブルが、子どものおもちゃにされている、といった悲劇も未然に防げています。
クラウドを経由した同期ではないので、ファイル容量も気にしないですみ、端末に表示されるQRコードを使ったペアリングであるため、セキュリティー面も安心できます。ビジネスシーンで活躍するのはもちろん、撮影した写真や動画を『HP Spectre x360 14』の美しく大きな画面で楽しんだりと、ライフスタイルに併せて多彩に使えそうです。
仕事に集中できる、専用の仕事部屋が欲しい。ついついリモートワークの話になると、個室環境を目指すことに注目が集まります。
しかし、リモートワークはオフィスとは異なる環境で、自分なりのスタイルとモチベーションを持って仕事に挑める時間であり、働きながら家族と空間を共有できる貴重な時間でもあります。こうした環境では、オフィスでは感じなかった新しい気づきも多々見つかることでしょう。
そうした新たな働き方、環境から得られるメリットを最大限受け取り、仕事とプライベートがマージされた毎日を楽しみながら過ごす。筆者はこのアプローチがリモートワークの最適化に繋がる鍵であり、現代の新しい働き方を乗り切るためのヒントなのだと感じています。
では、この新しい環境に素速く順応するためには?
そこで大事になるのが、初動のツール選び。今回試用した『HP Spectre x360 14』のように、最新のスペックが揃って、オン&オフのさまざまなシーンで活用できる高い汎用性を持った、すぐれたノートPCが求められるのです。
もちろん、このスタイルだけが正解ではありませんが、最新ツールに切り替えることで、快適度・生産性が上がるのは確実です。もし、現状の働き方に満足できていないのであれば、もっと快適にしたいのであれば…。
『HP Spectre x360 14』は、検討すべき1台です。
Source: HP Spectre x360 14
Photo: 小暮ひさのり
Image: For Creators by HP
Source: ライフハッカー
リモートワークの先人が提案。オン&オフで活⽤したいノートPCの機能・スペックは︖
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