数あるチェーンの中でも安心の味を提供してくれる──ココイチ(CoCo壱番屋)はそんな店だと言っていいだろう。店舗数も多いし、サッと食べてサッと出られる上に味もよし。カレーを食べたくて迷ったら、ココイチを選んでおけば間違いは起きないというやつだ。
ただ、これから暑い日が続くと個人的にはどうしてもカレーから足が遠のいてしまう。当分おあずけかもなぁ……。そう思っていたある日、大きめのスーパーで冷凍食品を買おうとしたらココイチの文字が飛び込んできた。これは買ってみるしかあるまい!
今回見つけた商品は、ニッスイから販売されているカレーピラフでココイチが監修している。ニッスイのHPに情報掲載日は2019年9月2日と記載されているため、そのあたりから売られているのだろうか。
それはさておき、値段は税抜279円。この価格でココイチの味が家で気楽に味わえるのはありがたい。ちなみに調理方法はレンジ(ラップあり)、もしくはフライパンでもOKだ。私はフライパンを使うのが面倒だからレンチンをチョイスした。
まずは皿の上に中身を出してみる。この時点でスパイシーな匂いがふわっと香り立つが、そこまでキツさを感じない。それより何より注目すべきは量! というのも、なんと450gと普通以上のサイズがあるのだ。さっそく、皿から溢れんばかりのカレーピラフをレンチンしてみると……
あら、いいですねぇ〜! コーンをはじめ、ピーマン、赤ピーマンなど色とりどりの野菜が入っているのがよく分かる。そしてスパイシーな匂いも加速。「THEカレーピラフ」といった感じで食欲をそそる。
なんでもピラフにはポークカレーベースのスパイシーな味付けがしてあり、ココイチ秘伝のスパイス「とび辛スパイス」を使用しているらしい。ココイチ秘伝というだけで期待してしまうが、心を落ち着かせてまずは一口食べてみると……
舌の上にピリッとした辛さが残りつつ……良くも悪くも普通だった。美味しいか不味いかで聞かれると美味しいし、特別なクセもない。肉、コーンやピーマンの食感が時折感じるあたりも、まさにカレーピラフってこういうのだよな〜という感じで私は普通だと感じた。
とはいえ、普通は普通でもその普通のレベルが高い。どこか突出させるよりも誰が食べても美味しいように。そんな気持ちが感じられるあたり、ココイチイズムというか安定の美味しさに偉大さを感じずにはいられない。ホームラン狙うより確実なヒット……フォアザチーム!
1人でウムウムいいながらひとしきり堪能。その後、商品袋に「たまごをかけてもうまい」とアレンジレシピも記載されていたのでそちらもチャレンジしてみた。生タマゴをそのまま落とすだけと簡単なのも嬉しい。で、実際にやってみると……
ピリリと口の中に広がっていた辛さが、タマゴを加えたらまろやかになった。また、舌ざわりもしっとりめでマイルド。辛さが苦手な人はタマゴを加えて食べる方がいいだろう。逆に辛さが好きな人はそのままで食べるのをオススメする。
夏を前にココイチの冷食を食べる形になったが、これならば家の冷凍庫にストックしておけるし、冷食だから保存期間も長いから二重丸。この先、カレーを食べたいけど暑くて外に出たくないなんて時にいいかも。値段も安いし!
参考リンク:ニッスイ「CoCo壱番屋監修 カレーピラフ」
Report:レンチン原田
Photo:RocketNews24.
Source : ロケットニュース
【冷食検証】ココイチ監修のカレーピラフを食べてみたら「偉大さ」を感じた
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最終更新:6月8日(月) 13:39