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可愛い見た目に騙されないで!実はこの子、ライオンやヒョウより凄腕のハンターなのだ。
アメリカ・ユタ州のホーグル動物園に招かれた、生後8カ月の「ネコ」が注目を集めている。
「地球上で最も殺傷能力の高い」ネコ
ガイアと名付けられたこのネコは、世界最小のネコ科動物とされる「クロアシネコ」。雑誌スミソニアンによると、クロアシネコはアフリカ原産で、「一晩で、ヒョウが6カ月かけて捕らえる獲物よりも多くの獲物を捕らえる」能力を持っており、地球上で最も殺傷能力の高いネコの一種なのだという。「クロアシネコ」という名前は、足裏が黒いことが由縁だ。
ガイアの体重は3ポンド(1.3キロほど)にも満たないが、ハンターとしては凄腕。同動物園のボブ・シスネロスさんによると、「クロアシネコの狩りの成功率は60%以上」だ。
ネコ科の保護活動団体「Panthera」のルーク・ハンターさんは2018年、Live Scienceのインタビューで、「クロアシネコは常に狩りをしている」とその生態を語っている。彼らは、一晩で最大14匹のげっ歯類や小鳥を狩ることができ、ライオンに比べて3倍の成功率だという。
動物園のFacebookによると、ガイアは、クロアシネコの保護を行う「クロアシネコ・コンソーシアム」から繁殖を目的に2023年12月末にやってきた。
クロアシネコは、IUCNレッドリスト絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。動物園側はガイアを迎え入れたことを「クロアシネコの保護における重要な一歩」だと受け止めており、このコンソーシアムにはクロアシネコが29頭しかいないため繁殖の成功を願っているという。
動物園には、すでにオスのクロアシネコの「ライダー」もいるが、ガイアの成長を待ってから出会わせる予定だ。
Facebookでは、ガイアを紹介する投稿で「見たこともないような大きな目」が自慢だとコメントしたが、こうも言及している。
「ガイアは可愛らしく見えるかもしれないが、見た目によらないものなんです」
Facebookのコメント欄ではユーザーによる「なんて愛らしいんだ」「殺しをやるとは見えないのに…驚きだ」「会えるのが楽しみ」などの声が広がっている。
※この記事はハフポストUS版を翻訳・編集しています。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
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