今年「取ってよかった資格」ランキング。TOEICや簿記を抑えた1位は生活にも役立つあの資格

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学研ホールディングスのグループ会社、ベンド(東京都千代田区)が運営する「スキルアップ研究所」は、2024年に取得してよかった資格について、アンケートを実施し、12月23日に結果を発表しました。調査対象は、2024年に資格を取得した410人で、調査期間は12月7日から14日までとなっています。

資格は近年、専門スキルの証明や自己成長の手段として注目されており、働く上での信頼性を高める武器として多くの人が取得を目指しています。

今回のランキングでは、2024年の取得してよかった資格5位から1位までの結果を紹介。さっそくランキングを見てみましょう。

2024年版取得してよかった資格ランキングTOP5

第5位:MOS(9人)

オフィスワークに欠かせないスキルを証明する資格で、Microsoft Officeの活用能力が証明されるため、企業の事務職などで高く評価されています。

第4位:危険物取扱者(10人)

危険物を扱う業界で働くために必須の資格です。化学製品や燃料の取り扱いに関わる業務で重要な資格で、安全管理の重要性が高まる中で需要が続いています。

第3位:TOEIC(15人)

英語力を測るために広く利用されているTOEIC。グローバル企業で働く人や海外進出を目指す人にとって必要不可欠な資格で、キャリアアップのためにも武器になります。

第2位:簿記(51人)

経理や財務業務に必須のスキルを証明する資格です。転職市場でも強みとなることが多く、さまざまな業務にいかすことができます。

第1位:ファイナンシャルプランナー(FP)(213人)
最も取得したい資格として人気を集めたのは、ファイナンシャルプランナーです。家計管理や資産運用に役立つ実践的な知識を身につけることができ、幅広い分野で活用可能な資格です。特に「ライフプランニング」や「老後の準備」など、多くの人の生活に直結した知識を得ることができます。

資格取得の目的

調査で資格取得の目的について尋ねると、「収入を上げるため」という回答が59.9%で最も多い結果になりました。スキルアップやキャリアチェンジを目指して資格を取得した人も多いものの、依然として「収入を上げるため」が主な目的となっており、資格取得が自己の経済的な成長を実現するための重要な手段であることがうかがえます。

また、ファイナンシャルプランナー資格のように、実生活に直結する知識を得ることができる資格は、高い評価を得ており、資格を取得することが「生活の質向上」や「将来の安心感」にもつながっていることが分かります。

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Yuma Banjo