英金メダリストがニット作家として日本で初展覧会。オークション売上は結婚の平等のための団体に全額寄付

トム・デイリー氏

自身初となるニット展覧会を日本で開催しているイギリスの元飛込競技選手で、五輪金メダリストのトム・デイリー氏が11月19日、公式Instagram(@tomdaley)で、来日時の写真を投稿しました。

投稿には、会場内の様子や飛込競技の玉井陸斗選手とのツーショットなどが映っています。

【画像】金メダリストのトム・デイリー氏が投稿した来日時の写真。「とても素敵」「東京に来てくれてありがとう」と話題に

デイリー氏は編み物好きで知られ、飛込競技で金メダルを獲得した2021年の東京オリンピックでは、会場でニットを編む姿が話題になりました

そのデイリー氏をニット作家として紹介する世界でも初めての展覧会は、11月8日〜25日まで渋谷PARCOで開催されています。

公式サイトによると、ニットを制作している時のやすらいだ心持ちから飛び込み競技に臨むまでの緊迫した心持ちまで、デイリー氏の様々な心象風景がカラフルなニット作品で再現された展覧会になっているといいます。

デイリー選手は投稿で、「東京オリンピックは、編み物で緊張を抑え、競技のプレッシャーを忘れることができた最初の大会でした。戻ってきて自分の作品やメダルを紹介し、私にとっての編み物の意味について皆さんにお伝えできることができて嬉しいです」とコメントしています。

デイリー氏は、2013年に同性愛者であることをカミングアウトし、パートナーと子育てをしています。

今回の展覧会ではオークションも行われ、諸経費を除いた売り上げの全額が、日本での結婚の平等を支援する団体「Marriage for All Japan」に寄付されるといいます。

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デイリー氏の投稿には「とても素敵」「東京に来てくれてありがとう」など、来日を喜ぶ声や、活動への賛同などが多く寄せられています。

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