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10月の衆院選で3議席を獲得した日本保守党の百田尚樹代表が、ユーチューブ番組で少子化対策を巡り、「25歳を超えて独身の場合、生涯結婚できない法律に」「（女性は）30（歳）超えたら、子宮を摘出する」などと発言した。

発言があったのは11月8日配信の「ニュースあさ8時！」。少子化対策の議論になった際、同党事務総長の有本香氏が「子どもがいることイコール幸せにつながるんだ、というような社会の価値観をどう取り戻すのか」と議題を上げた。

百田代表は「これはええ言うてるんちゃうで」と複数回前置きした上で、「女性は18歳から大学に行かさない」と発言。また「小説家のSFと考えてください」とした上で、「25歳を超えて独身の場合は、生涯結婚できない法律にするとかね」と発言した。

有本氏が「子どもを産むには時間制限があるということを、子どもたちに教えるべきだとは思います」と返すと、百田代表は「30超えたら、子宮を摘出する、とか」と述べた。

この発言に対し、有本氏は「やめなさい。SFでもそれはいくらなんでも」と応答。百田代表は「時間制限をわかりやすく言うたんやけどね。そういうことがあると、もっと深刻になるんですけどね」と話した。

百田代表は一連の発言について、自身のXで「私は少子化を劇的に改善するには大胆な社会改革が必要と言っている。 そして、「これはよくないことだが」とわざわざ3回も念を押し、『SFであること』と断って、あり得ない仮定の話を展開している」と説明。

その後、「『やってはいけないこと』『あくまでSF』という前置きをくどいくらい言った上での『ディストピア的喩え』ではありましたが、私の表現のドギツさは否めないものがありました。不快に思われた人に謝罪します」と投稿した。

百田氏らが2023年10月に設立した日本保守党は、衆院選で愛知1区から出馬した河村たかし前名古屋市長ら計3人が当選し、比例区では有効投票の2%以上を獲得。公職選挙法上の政党要件を満たし、2800万円の政党交付金の交付対象となった。