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アメリカ・コロラド州で3000万分の1の確率で突然変異した珍しいロブスターが見つかった。
食材として生きたまま仕入れたレストランの従業員がほかのロブスターとの色の違いに気づき、調理することなく、地元の水族館に寄贈することになった。
ABCニュースやUSAトゥデイなどの大手メディアが取り上げている。
配達された食材を開けていたプエブロにあるレストラン「レッドロブスター」の従業員の注意を引いたのは、ロブスターの鮮やかなオレンジ色だった。カナダ沖で獲られたものだという。
【画像】色の珍しさから命拾いしたロブスター…名前もつけられ親しまれている
NBCの朝の番組「TODAY」によると、レストランの従業員はこのロブスターを「クラッシュ」と名付けた。地元のNFLチーム「デンバー・ブロンコス」の有名な守備態勢「オレンジ・クラッシュ・ディフェンス」にちなんだという。
レストランのマネージャーはABCニュースの取材に「私も同僚たちも生まれた時からデンバー・ブロンコスのファンです。オレンジ色を見た瞬間、『クラッシュ』が最も相応しい呼び方だと感じました」と語った。
地元の動物園でクラッシュを受け入れてもらうことができなかったため、今度は同じく地元の水族館に尋ねたところ、引き取ってもらえることになった。
水族館は、オレンジ色は突然変異によるもので、出現率は3000万分の1としている。クラッシュは獣医に診てもらった後、一定の隔離期間を経て、水族館で展示されることになるという。
同館は「この大変珍しくて、すばらしい生き物を地域の方々やコロラドを訪れる観光客のみなさんにご覧いただけることをうれしく思います」という談話を出している。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
突然変異に命を救われたロブスター。体の色が地元NFLチームカラー➡︎仕入れたレストランは調理せず、水族館に寄贈