神宮外苑の再開発、蓮舫氏「争点にしている」と主張。小池氏「争点にならない」と反論

6月20日告示、7月7日投開票の東京都知事選に立候補を表明している4人が6月19日、日本記者クラブ主催の記者会見に臨み、明治神宮外苑の再開発などを巡って討論した。

会見に出席したのは、現職の小池百合子氏、参院議員の蓮舫氏、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏、元航空幕僚長の田母神俊雄氏。

明治神宮外苑の再開発を巡っては、蓮舫氏が「いったん立ち止まる。知事選の争点にしている」と主張。これに対し、小池氏は「争点にならない。なぜなら、いま立ち止まっているからだ」と反論した。

石丸氏は「外苑の問題にとどまらず、広く街づくりの発想として人と自然の調和は重視していくべきだ」と持論を展開し、田母神氏は「外苑は都民にとって神聖な場所だと思う。神聖なものはできるだけ残して元の形を守っていった方がいい」と述べた。

明治神宮外苑の再開発は、樹木を伐採して野球場やラグビー場を建て直し、高層ビルを建築する計画。都は2023年9月に事業者に対して樹木の保全計画の提出を求めたが、まだ提出されていない。

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