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航空会社の安全性評価を行うAirline Ratingsは1月3日、同サイトがモニターしている385社の航空会社の中から「2024年に向けた最も安全な航空会社トップ25」を発表した。
評価は▽過去5年以上の期間における墜落事故▽2年以上の期間における重大インシデント▽航空管理団体や航空協会による監査▽政府による監査▽機齢▽乗務員の訓練ーなどを分析して行われているという。
1月2日には日本航空(JAL)機と海上保安庁機の衝突事故が起きたほか、5日にはアラスカ航空の機体の一部が吹き飛ぶ事故が発生。飛行機の安全性への関心や注目が集まっている。
3日のランキング発表直前に起きたJAL機の事故が評価に含まれているかは不明だが、Airline Ratingsは編集長名で「奇跡的な脱出」と伝えている。
2024年版のランキングをみていこう。
25. ユナイテッド航空
24. エア・カナダ
23. エールフランス航空
22. アメリカン航空
21. ハワイアン航空
20. 日本航空
19. KLMオランダ航空
18. ルフトハンザ グループ
17. TAP ポルトガル航空
16. ターキッシュ エアラインズ
15. ブリティッシュ・エアウェイズ
14. エバー航空
13. シンガポール航空
12. 大韓航空
11. SAS
10. アラスカ航空
9. キャセイパシフィック航空
8. フィンエアー
7. 全日本空輸
6. エミレーツ航空
5. カタール航空
4. エティハド航空
3. ヴァージン・オーストラリア航空
2. カンタス航空
1. ニュージーランド航空
Airline Ratings編集長を務めるジェフリー・トーマス氏は、2日に東京・羽田空港で起きたJAL機と海上保安庁機の衝突事故と、5日にアメリカ・ポートランドの空港を離陸後に発生したアラスカ航空機の破損事故について言及。「2つの奇跡的な脱出」と表現し、双方の事故から学ぶ点を紹介している。
JAL機と海保機の衝突事故については、乗客たちが乗務員の指示に従い、機内手荷物を持たずに脱出したことで379人の命が救われた点を強調した。
非常ドアが脱落したアラスカ航空機の事故については、全ての乗客がシートベルトを着用していたことで、機体の外に放り出されることなく全員の命が助かったことを紹介した。
2つの事故や対応を踏まえて、脱出時には手荷物を持って降りないこと、機内では常にシートベルトを着用することの重要性を伝えた。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
「世界で最も安全な航空会社2024」ランキングが発表。「2つの奇跡的な脱出」から学べること、安全評価サイトが紹介
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