北朝鮮による拉致被害者5人の帰国から21年。事件を風化させない。当時の様子を振り返る【画像集】

北朝鮮による拉致被害者5人が帰国してから10月15日で21年が経つ。

2002年10月15日に帰国を果たしたのは、地村保志さんと富貴恵さん夫妻、蓮池薫さんと祐木子さん夫妻、そして曽我ひとみさんだけだ。

安否が分からない被害者は政府が認定しているだけでも12人に上る

残る拉致被害者の帰国は今もかなわず、帰りを待つ家族は高齢化が進む。

北朝鮮による拉致事件を風化させないため、当時の様子を写真で振り返る。(※氏名や年齢、肩書き、住所などは当時の表記のまま)

北朝鮮から24年ぶりに帰国し、政府チャーター機のタラップを下りる拉致被害者ら。前列左から中山恭子内閣官房参与、浜本富貴恵さん、地村保志さん。2列目左から奥土祐木子さん、蓮池薫さん。3列目左端は曽我ひとみさん。3列目右は斎木昭隆外務省アジア大洋州局参事官、搭乗口は安倍晋三内閣官房副長官=2002年10月15日、東京・羽田空港
北朝鮮から24年ぶりに帰国し、家族らと再会を抱き合って喜ぶ拉致被害者の浜本富貴恵さん(右、47歳)。左は兄の雄幸さん=2002年10月15日、東京・羽田空港
北朝鮮から24年ぶりに帰国し、再会を果たした拉致被害者の蓮池薫さん(中央)と(左へ)父親の秀量さん、兄の透さんと右は母親のハツイさん=2002年10月15日、東京・羽田空港
北朝鮮から24年ぶりに帰国し、再会を果たした拉致被害者の曽我ひとみさん(中央、43歳)と妹の金子富美子さん(右後方)=2002年10月15日、東京・羽田空港
北朝鮮か24年ぶりに帰国した拉致被害者を出迎え、涙ぐむ拉致被害者家族連絡会の横田滋代表(右手前)と妻の早紀江さん=2002年10月15日、東京・羽田空港
北朝鮮から24年ぶりに帰郷し、我が家で亡き母親の登志子さんの遺影が飾られた仏壇に手を合わせ帰国を報告する地村保志さん=2002年10月17日、福井県小浜町(代表撮影)
24年ぶりに帰郷し、自宅前で、父親の曽我茂さん(右)と抱き合う曽我ひとみさん=2002年10月17日、新潟県真野町(代表撮影)

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