明日8月31日(木)は満月です。
今回の満月は今年最も地球に近い満月のため、いつもよりわずかに大きく見える「スーパームーン」と呼ばれます。
また、今月2回目の満月なので「ブルームーン」と呼ばれることもあります。
明日の未明や夜に満月観賞を楽しんでみてください。
明日31日(木)は10時36分に8月2回目となる満月の瞬間を迎えます。満月の瞬間は日本からは月を見られませんので、未明か夜にご覧ください。
スーパームーンという呼び方は天文用語ではなく、統一的な定義はありません。一般的によく用いられる定義は「1年に12~13回見える満月のうちで、最も大きく見える満月のこと」とされています。
アストロアーツによると、今年最小の満月(2月6日未明~明け方)と比較すると、見かけの直径は約14%変化するとのことです。ただ、肉眼では大きさの変化はわかりにくいとのことです。晴れたら空を見上げて、お月さまの大きさを確認してみてください。
明日31日(木)未明は、関東や東北の一部では晴れて、満月を楽しむことができそうです。
その後、夕方には天気の回復する所が増えて、近畿や東海〜関東、東北の各地で晴天が期待できます。夜は東日本を中心とした広範囲で満月が楽しめそうです。
▼31日(木)の月の入り・月の出時刻
根室 月の入り 4時12分 月の出 18時22分
仙台 月の入り 4時42分 月の出 18時34分
東京 月の入り 4時51分 月の出 18時36分
大阪 月の入り 5時11分 月の出 18時52分
福岡 月の入り 5時34分 月の出 19時12分
那覇 月の入り 5時55分 月の出 19時16分
満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。
地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。
つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。
The Old Farmers’ Almanac
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
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