今回は『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』でHOME解禁後、高い使用率をだったものの、7月で評価が下がってしまったポケモン達をご紹介していきます。下がってしまった理由も合わせて考察しているので、是非ご覧ください!
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ポケモン対戦の7月中におけるポケモンの使用率を基にして、評価が下がってしまったポケモン達を紹介します。
【シーズン8の使用率変動】
7位⇒12位
剣盾の頃は、ダイジェットの採用で、攻撃としても受けポケモンとしても優秀でしたが、SVでは没収されてしまいました。そのため、SVのレギュレーションDでは、受け寄りのポケモンとしての使用率が高い傾向にあります。
連撃ウーラオスの対策として、ゴツゴツメット×せいでんきの組合せで対策するのが多かったようです。また、四災の需要が高い中、水や氷テラスタルしたサンダーでパオジアンの受けとして出すのも想定されます。後半では、スカーフ型のサンダーも増えつつあったので、テツノツツミや連撃ウーラオスに対面で勝つための構築を組まれていることもあるでしょう。
使用率は下がっていますが、サンダー自体が環境で使いにくくなったというよりは、他のポケモンの使用率が上がった結果と言えるかもしれません。
【シーズン8の使用率変動】
16位⇒33位
レジェンドアルセウスで追加されたストライクの進化であるバサギリ(いわ・むしタイプ)。ヒスイ産のポケモンの中では、シーズン8開始直後はヌメルゴン、ガチグマに次ぐ3位の使用率を誇っていました。
専用技のがんせきアックスが強力で、相手に攻撃をしつつステルスロックを設置できる一石二鳥の技です。また、こうげき種族値が135もある物理型のポケモンとしても強みがあるのが人気の理由でした。
一方、シーズン8を通して使用率が低下した理由として、専用技の命中不安と行動が読みやすいことが考えられます。専用技のがんせきアックスは強力な技ですが、命中率が90なので常に技外しの不安があることが大きいです。ステルスロック要因として仕事ができないこともあり、使用率が低下した原因かもしれません。
もう1点は、行動がパターン化して読みやすいこと。始めにバサギリを出して、きあいのタスキで行動保証をしつつ、がんせきアックスでステルスロックを設置するパターンが一般的です。強力な動きではありますが、行動が読みやすい分、対策もしやすいため、後半になるにつれて使用率が低下したと考えられます。
【シーズン8の使用率変動】
20位⇒34位
圧倒的に早いすばやさを誇るレジエレキ(でんきタイプ)。専用特性のトランジスタで電気技の威力があがるため、高速特殊アタッカーとして優秀なポケモンです。また、リフレクターとひかりのかべを覚えており、両壁設置の耐久補助としても使えます。
シーズン中、氷テラスタル+テラバーストの採用率が圧倒的に高かったです。基本、電気技しか使えないレジエレキは、じめん複合の霊獣ランドロスに対策されやすい状況でした。しかし、テラスタル+テラバーストの追加により、苦手なランドロスに対して4倍弱点をつけるのが強力だったと思われます。
一方、採用率の低下理由としては、テラスタルの読みやすさでしょう。でんき技が無効、半減にされてしまうじめん・くさ・ドラゴンタイプに強くでれるので、こおり技を使いたくなる気持ちがわかります。
ですが、逆に言えばこおり技を読まれやすいため、テラスタルでタイプを変えられてしまうこともあったのでしょう。更にいえば、トランジスタ込みの火力が強力であるため、サブウェポンのテラバーストだけでは火力不足になることも否めません。
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【シーズン8の使用率変動】
24位⇒38位
高い特防を活かした受けポケモンとして採用されていたガラルヤドキング(どく・エスパータイプ)。役割としては、とつげきチョッキ持ちのサイクル要員。特性のさいせいりょくで回復ができる点と採用率の高いハバタクカミに後受けできる点が人気のようでした。さらに、アシッドボムやみらいよりで相手のサイクルを崩すこともできたので、ポケモン対戦玄人に好かれていたのかもしれません。
ハバタクカミ用の特殊受けとしては成立するのですが、使用率上位には、カイリューやウーラオス、パオジアンなどの物理型ポケモンも多数。特にパオジアンには打点がなく、かみくだくなどでやられがちなこともあり、使用率低下につながったと考えられます。
【シーズン8の使用率変動】
35位⇒圏外(50位以下)
ヒスイ産ポケモンのヒスイダイケンキ(みず・あくタイプ)。専用技のひけん・ちえなみは、攻撃後にまきびしを設置できる技です。ステルスロックと違い、使えば使うほどまきびしの設置量が増えるため、損はありません。さらに、特性のきれあじで威力があがるため、アタッカーとしても期待されていました。
しかしながら、専用技の命中不安と攻撃や耐久面の中途半端な数値が採用率の低下につながったと考えられます。また、あくタイプは、四災需要がたかく、タイプ被りで採用されないことが多いです。これらの要素が組み合わさり、使用率が下がってしまったのでしょう。
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