お母さんの「文句」が慈善活動に。イギリスの13歳、1年以上テントで寝てホームレス支援資金を集める

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晴れの日も雨の日も、そして雪の日も――。

13歳の若者が1年以上テントで寝泊まりを続け、ホームレス支援のための資金を集めている。

イギリス・リーズに住む13歳のビリーさんは2022年7月17日、お母さんから「誕生日に買ってあげたテントを使っていない」と文句を言われたことをきっかけに、庭に張ったテントで寝始めた。

当初はテントを使うことが目的だったが、続けるうちにホームレスの人たちの住居や就労を援助する慈善団体「エマウス・リーズ」への支援金を集めをしようと決意。

寄付サイト「ジャストギビング」を利用して、当初は100日続けて150ポンド(約2万7000円)を集める目標だったが、それが1年以上続いており、現段階までに2126ポンド(約39万円)になっている

テントでの寝泊まりを続けているビリーさん

ビリーさんは「お母さんが、誕生日に買ってあげたテントを使っていないと文句を言ったので天気が良い日にキャンプを始めました」と語っている

「自分は頑固な性格で、両親は不屈の精神があると言います。これは、楽しいことと他の人を助けることをあわせた、良い挑戦です」

エマウス・リーズのジーナ・モリソンさんは「若い人が他の人たちのことを考え、慈善団体の支援をしてくれてとても嬉しいです。ビリー、素晴らしいです!」と感謝を伝えている。

こんな雪の日もテントでの寝泊まりを続けたそう

ビリーさんの現在の目標は、「テント少年」ことマックス・ウージーさんの記録を抜くことだ。

ウージーさんは亡くなった友人が治療を受けていたホスピスを支援するために、3年間テントで寝て70万ポンド(約1億2800 万円)以上を集めた

ビリーさんは「Year11(16歳)になるまで4年やって、彼の記録を抜きたい」とBBCに語っている。

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Satoko Yasuda