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みなさん、スターバックスの「ご当地グッズ」があるのをご存知ですか?
スタバの「JIMOTO Made」シリーズでは、日本各地の「地元の産業、 素材」を取り入れた商品を、その地元の店舗のみで販売。江戸切子職人によるコーヒーグラスや信楽焼のマグカップなど、伝統工芸とスタバのセンスの掛け合わせが魅力的です。
今回は地元愛あふれる「JIMOTO Made」シリーズのカップとグラスを10種類ご紹介します。
- 【東京都 墨田区限定】江戸切子職人の伝統技術が光るアイスグラス
- 【鳥取県 鳥取市限定】鳥取の雄大な自然をイメージしたマグカップ
- 【福岡県 筑前エリア限定】コーヒーの香りを存分に楽しめる小石原焼のマグカップ
- 【岐阜県 高山市限定】飛騨高山を思わせるデザインを施した木製漆器
- 【青森県 津軽地方限定】弘前を色彩で表現した津軽びいどろのグラス
- 【長崎県 佐世保市限定】日本で初めて作られたコーヒーカップを現代に復刻
- 【滋賀県 甲賀市限定】狸を彷彿とさせる愛嬌あるフォルムと、ぬくもりが伝わる土ならではのテクスチャ
- 【石川県 加賀エリア限定】伝統的な九谷焼のデザインや技法により描かれた色絵を マグカップとコースターで表現
- 【山梨県 甲州市限定】山梨県伝統工芸品である甲州印伝のスリーブをまとったカップ
- 【熊本県 上益城郡 嘉島町限定】 小代焼の「おいしいコーヒーを飲むためのこだわりのマグカップ」
【東京都 墨田区限定】江戸切子職人の伝統技術が光るアイスグラス
墨田区にある工房「すみだ江戸切子館」の職人が仕上げた「スターバックス アイスコーヒーグラス」。実は江戸切子のベースとなる「江戸硝子」の素材そのものも、非常に難易度が高い技術で作られた伝統工芸品です。
スタバとのコラボ商品は、伝統的な文様「七宝」「八角籠目」「あられ」の3つが入っている珍しいデザイン。同社は「世界的なブランドと江戸切子という伝統工芸のミックスというこれまでにない試みが完成しました」と紹介しています。
<販売店舗>スターバックスコーヒー錦糸町丸井店、錦糸町テルミナ2店、東京スカイツリー・ソラマチ東6階店、東京スカイツ リー・ソラマチ西1階店、錦糸町オリナス店、錦糸町パルコ店
【鳥取県 鳥取市限定】鳥取の雄大な自然をイメージしたマグカップ
鳥取市にある「玄瑞窯」の職人が一つひとつ丁寧に仕上げた「コーヒーアロママグSakyu」。コーヒーの香りを楽しめるように設計された、ワイングラスのような形状、鳥取砂丘とその奥に広がる海や空をイメージしたカラーなど、デザインにもこだわりが詰まった一品です。
<販売店>スターバックス コーヒー シャミネ鳥取店、イオンモール鳥取北店
【福岡県 筑前エリア限定】コーヒーの香りを存分に楽しめる小石原焼のマグカップ
陶の里「小石原」にある翁明窯の職人が、小石原焼の伝統的技法「飛び鉋」模様を施した「コーヒーアロママグ Tobikanna」。コーヒーの香りを楽しむために、丸みを帯びたオリジナルな形状にデザインしたそうです。天然素材ならではの温かみと表情豊かな風合いが楽しめます。
<販売店>スターバックス コーヒー 太宰府天満宮表参道店、太宰府向佐野店、イオンモール筑紫野店
【岐阜県 高山市限定】飛騨高山を思わせるデザインを施した木製漆器
スタバ初の木製マグカップ「ウッドマグ漆ブラック/ホワイト」。国産の広葉樹から作ったマグカップに、高山の伝統工芸である「漆」を施した一品です。日本の木を持続可能な形で有効活用することをモットーにしているオークヴィレッジが協力。ホワイトには飛騨地方の「刺し子」の紋様が、ブラックには高山陣屋からインスピレーションを受けたデザインが施されています。
<販売店>スターバックス コーヒー 高山岡本店
【青森県 津軽地方限定】弘前を色彩で表現した津軽びいどろのグラス
漁業用浮玉の技法を応用したガラス工芸品「津軽びいどろ」のグラスたち。北洋硝子の協力のもと、津軽びいどろの特徴であるカレット(色ガラス)による色鮮やかな色彩表現を用いて、津軽地域の特徴を表現した4つの商品展開。
「AOMORI」は「津軽湾の海・津軽の人々の奥ゆかしさの『青』と、ねぶたや心に秘めるあったかい思いとしての『赤』」、 「TSUGARU」は、「奥羽山脈を隔てて津軽地方に降り積もる雪の『白』と、そんな冬の寒さがあるからこそ一層綺麗に感じる新緑の『緑』、「HIROSAKI」は、「弘前公園の桜の『ピンク』と、桜の木や歴史的建造物の柱の『茶』、「GOSHOGAWARA」は「立ちねぶたに代表される『赤・黒』と、津軽鉄道の『黄』で表現したそうです。
<販売店>
・津軽びいどろ AOMORI:青森ラビナ店、青森中央店、青森西バイパス店
・津軽びいどろ TSUGARU:スターバックスコーヒー青森ELM店、青森ラビナ店、青森中央店、弘前公園前店、青森西バイパス店、弘前さくら 野店、TSUTAYA BOOKSTORE 弘前ヒロロ店
・津軽びいどろ HIROSAK:スターバックス コーヒー 弘前公園前店、弘前さくら野店、TSUTAYA BOOKSTORE 弘前ヒロロ店
・津軽びいどろ GOSHOGAWARA:スターバックスコーヒー青森ELM店
【長崎県 佐世保市限定】日本で初めて作られたコーヒーカップを現代に復刻
日本で初めてコーヒーを飲むための「コーヒー碗」を手がけたと言われている三川内焼で、当時の形状を現代に合わせて再現した「コーヒー碗 Mikawachi」。手がけたのは、江戸時代に御用窯として作陶していた嘉泉窯です。デザインは「カップの縁や底にボーダーを入れて佐世保の海を表現し、カップの中には錨、ソーサーには海に浮かぶクジラを描いています」と、こだわりが感じられる一品です。
<販売店>
スターバックス コーヒー 佐世保四ヶ町店、させぼ五番街店
【滋賀県 甲賀市限定】狸を彷彿とさせる愛嬌あるフォルムと、ぬくもりが伝わる土ならではのテクスチャ
1200年の歴史を持つ、日本六古窯の一つ「信楽焼」の技術を生かした「マグ Shigaraki 赤/黒」。信楽焼の技術で現代のライフスタイルにあう焼き物を提案する卯山窯の協力のもと、窯の中での炎のあたり具合によって表情を変化させる信楽焼ならではの色合いを生かした、赤と黒の2色のマグカップが作られました。丸みを帯びた形状は、コーヒーのアロマを楽しむと同時に信楽焼を代表するたぬきをモチーフにしたデザイン。同社は「信楽焼の魅力をモダンにスターバックス流に仕上げています」とコメントしています。
<販売店>
スターバックス コーヒー 甲賀水口店
【石川県 加賀エリア限定】伝統的な九谷焼のデザインや技法により描かれた色絵を マグカップとコースターで表現
加賀百万石文化の華麗な美意識に強く影響を受けた「上絵付け」が特徴の九谷焼。大正8年創業の伊野正峰が、九谷焼の伝統的なデザインや技法で作った「スタッキングマグ / コースター」です。時代の移り変わりとともに進化していった絵付けの表現を取り入れ、大正時代から始まった「青粒」、昭和からの「銀彩」など、8種類のデザインを「スターバックス流にアレンジ」した商品です。
<販売店>
スターバックスコーヒー香林坊東急スクエア店、フェアモール松任店、金沢フォーラス店、金沢野々市店、金沢大桑 店、金沢フォーラス6Fクーゴ店、武蔵が辻めいてつエムザ店、金沢鞍月店、イオンモール新小松店、金沢百番 街Rinto店、クロスゲート金沢店、イオンモール白山店、金沢藤江店、金沢有松店
【山梨県 甲州市限定】山梨県伝統工芸品である甲州印伝のスリーブをまとったカップ
鹿革に漆をつけて加工した伝統工芸品「甲州印伝」のスリーブ付カップ。「伝統工芸士の称号保持者が代表を務める『印伝の山本』と共同で開発した商品」とのことです。スリーブにはスターバックスのロゴの「サイレン」の鱗をイメージしたデザインに、武田菱、富士桜、鶯といった甲州らしい文様があしらわれています。
<販売店>
スターバックス コーヒー 甲府リバーシティ店、山梨大学医学部附属病院店、ラザウォーク甲斐双葉店、甲府アル プス通り店、イオンモール甲府昭和1階店、甲府和戸通り店、イオンモール甲府昭和3階店、甲府平和通り店
【熊本県 上益城郡 嘉島町限定】 小代焼の「おいしいコーヒーを飲むためのこだわりのマグカップ」
明治維新後に一時途絶えかけた小代焼の再興を果たし、現在に繋げた「たけみや窯」とのコラボ商品「コーヒーアロママグ小代焼」。ワイングラスのような形状や、飲み口の厚みを極力薄くし口径を広げる形状など、「コーヒーのコクや質感」を感じやすくするデザインを追求した一品です。「『水の国くまもと』と言われている地元のおいしい水でいれたコーヒーを楽しめるマグカップを作りたい」という思いが込められています。
<販売店>
スターバックス コーヒー イオンモール熊本店
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いかがでしたか?他にも愛知県・砥部焼の磁器製マグカップや広島県「宮島御砂焼」のマグカップなど、たくさんの種類のスタバ「ご当地グッズ」があるようです。一つひとつにストーリーがある商品たち、ぜひ探してみては?
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
「伝統工芸×スタバ」が可愛すぎる!全国のご当地グッズをまとめてご紹介します