コスタリカでサッカー選手がワニに噛み殺される。涼むために飛び込んだ川は危険生物の生息地だった

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中南米のコスタリカで、地元のサッカー選手が誤ってワニに噛み殺される事故が起きた。

選手が所属するサッカーチームが、亡くなった7月29日にチームの公式Facebookアカウントに追悼のコメントを投稿。CNNやCBSなど海外の大手メディアが報じている。

亡くなったのは、29歳のヘスース・ロペス・オルティズさん。CNNによると、コスタリカ北東部のグアナカステで、涼むために橋から川に飛び込んだところ、ワニの生息地だったのだという。

ロペス・オルティズさんの友人たちが「助けてください。友人が水中から上がって来ない」と必死に助けを求める声を、地元住民が聞いている。

地元の人が救助に駆けつけると、水面には帽子と水中でぶくぶくしている泡が見えるだけで、なす術がなかったという。しばらくすると、ロペス・オルティズさんの体にギュッと食いついているワニを発見した。警察がワニを射殺し、ロペス・オルティズさんの遺体を奪還した。

地元紙のティコ・タイムズによると、葬儀には悲しみに暮れる親族やチームメートなど1000人以上が集まったという。

所属チームもFacebookに「神様が両手を広げて迎え入れてくれていることでしょう。永遠に忘れません。寂しくなります」と追悼のコメントを投稿している。