オスのゴリラが出産?アメリカで動物園のスタッフに衝撃走る。その真相は…

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アメリカでゴリラの出産をめぐり、飼育していた動物園が「オスだと思っていたから、赤ちゃんを産んで驚いた」というブログを公開し、話題になっている。

話題のゴリラがいるのは、アメリカ・オハイオ州の「コロンバス動物園・水族館」。

サリーと名付けられた8歳のゴリラで、この動物園には2019年にやってきた。オスだと思って飼育していたとところ、7月13日の朝に飼育員が赤ちゃんゴリラを抱いているところを目撃したという。動物園にとっては、1956年に最初の赤ちゃんゴリラを迎えてから34頭目の赤ちゃんゴリラとなったが、「まったく予期していなかった」と驚きを隠せない。 

生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこするゴリラのサリー=2023年7月、アメリカ・オハイオ州

そもそもなぜオスだと思っていたの?

動物園はどうしてオスだと思っていたのかについて、若いゴリラは性別を見分けるのが見ずかしいと説明している。

8歳ぐらいまでは、オスもメスも体の大きさに差はほとんどなく、生殖器も目立たない。年齢を経るにつれ、オスとメスは見た目が変わってくる。しかし、オスとして特徴的な大きな体、背中の体毛が銀色になる「シルバーバック」、頭の大きなコブは12歳ごろにならないと現れないのだという。

妊娠の兆候はなかったの?

ゴリラの妊娠期間は8カ月半のため、サリーは2022年秋ごろに妊娠したとみられている。しかし、ゴリラの赤ちゃんは人間の新生児よりも小さいため、もともと腹部が大きなゴリラの妊娠には気付きにくい。

生まれたばかりの赤ちゃんを抱くゴリラのサリー

赤ちゃんゴリラの性別は?

赤ちゃんゴリラの性別について、動物園は「女の子です!」としている。飼育担当者が目視と写真で確認し、さらに別の大手動物園の霊長類専門家にもデータを送ったという。今後、父親を特定するためにDNA検査を行う。

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オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
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Rui Hosomi