BTSのジョングクが、練習生時代の懐かしいエピソードをファンにシェアしました。 6月5日、ジョングクはWeverse LIVEの中で、練習生時代にジミンと喧嘩して泣いたエピソードを告白。今やスーパースターとなったジョングクの話に、ファンは「メンバーが真剣に生きてきたことが解る話」「とても微笑ましい」と、温かい感想をツイートしています。
Weverse LIVEの中で、『ジミンさんと雨が降った日に、練習室で喧嘩したエピソードについて教えて』というコメントを読んだジョングク。この質問に対し、ジョングクは真摯に回答しました。
このエピソードは、BTSがまだデビューする前の練習生時代のこと。当時のことを、「僕ははっきりした思春期はなかったと思う、でも幼かった」と振り返りながら、「ジミンさんも社会生活を初めて、下から2番目の立場として、一生懸命やっていた時期」と言及しました。
「練習中かな? 僕の話し方が良くなくて、天使みたいなJ-HOPEさんが怒った。普段の話し方は悪くないが、イラっとする性格だから、そこを注意されることが多かった」。その時に、ジョングクを呼んで話をしたのがジミンだったとのこと。
ジョングクは「自分が悪いのは解っていたが、プライドがあり、ジミンさんに文句を言いながら怒りをぶつけてしまった」と続けます。ここでジミンと喧嘩になってしまい、「もうフォローできないから、勝手にして」と言われてしまったとか。ジミンが出て行った後に、自分も練習室を出たジョングクは、寮に帰らずにフラフラと歩きはじめます。
当時の心境をジョングクは、「とても悔しくて、やるせなくて悲しかった」と表現しました。
一度はジミンに電話をかけるものの、また意地を張って切ってしまったジョングク。3度目にしてすぐにジミンが出て、「どこにいるの?」と問いかけます。悔しさのまま歩き続けたジョングクでしたが、「どこか解らない」と回答するうちに涙が。心配したのでしょう、ジミンは「どこ?」「近くに何が見える?」と懸命に話し、「僕が迎えに行く」とまで言ったと、ジョングクは語りました。
結局、ジョングクはタクシーで寮まで帰宅。寮の前でジミンが待っており、ジョングクは話しながら号泣してしまいます。その後、2人で屋上でもう一度話し合い、ジョングクは謝りながら「これからもっと頑張るから」と言ったそうです。そしてバグして、2人は仲直りしました。
BTSのデビュー当時、ジミンは17歳でジョングクは15歳でした(共に日本年齢)。2人ともまだ幼く、デビューできるかどうかの不安も大きかったはずです。そんな中で、懸命にもがきながら夢を追っていた2人の、切なくも温かいエピソードでした。
実は、このエピソードはFESTA2020の映像でも披露されていたもの。今回の質問をしたファンはおそらく、この時の2人の会話を覚えていたため、質問をしたのでしょう。
とはいえ、FESTA2020では詳しく言及されなかったため、今回は初めて本人の口から詳細が語られたことになります。デビューから10年がたつこの時期になり、ようやく話せたエピソードなのかもしれません。
今でこそスーパースターとなったBTSですが、デビュー当初は名も無い7人の少年であり、小さな事務所からの出発でした。
最後に加入したジミンは、グループ入りを反対したスタッフもいた中、人一倍の努力でメンバー入りを果たしています。ジョングクのボーカルレッスンを見学し、朝4時まで繰り返し練習していたエピソードは有名です。一度は練習生を諦め、故郷に帰ろうとしたJ-HOPEを、ジョングクが駅まで追いかけて止めたことも。
また、練習生は宿舎に入って生活するため、甘えたい時期に親と離れて厳しいレッスンに挑みました。その苦労は、どんなに言葉を尽くしても語りつくせないでしょう。辛い生活の中で起きた、ジミンとジョングクのすれ違い。こんな風に喧嘩しながら、必ず仲直りをして、7人は進んできたのでしょうね。
デビュー前のジョングクを見ると、本当にまだ子供です。小さな背中にどれだけの苦労を背負ったのでしょうか。
幼い日のジミン。まだあどけない表情にも、意志が見える瞳が印象的です。あれから10年。この様な日々が、どんどん大切な思い出になっていくのでしょう。
もうすぐデビュー10周年を迎えるBTS。デビュー当時に10代の若者だった7人も、20代半ばから30代を迎える大人へと成長しました。そんなBTSは、メンバー全員が2023年の入隊を目指しており、2025年に再結集する予定です。
大人になったBTSは、きっと今までとはまた違う活動でファンを魅了するはず。素敵な大人になった7人の活躍に期待しましょう。
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BTSジョングク、練習生時代にジミンと喧嘩して泣いたエピソードを告白!切なくも微笑ましいと話題に