昼のランチ休憩、働く人の50%以上が「十分に休憩を取れていない」。業務に追われ、たった「15分未満」の人も1割【調査結果】

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仕事の間、昼休憩やランチを取る時間をしっかりと確保できていますか?

休憩中もメールの返信や電話対応などに時間を使っている人は少なくないようです。

アサヒグループ食品が、働いている20代~50代の男女800人を対象に、「働く人のお昼休憩に関する実態調査」を実施し、5月31日に結果を発表しました

■仕事中の昼休憩の実態

働く人のお昼休憩に関する実態調査

調査によると、出社日・リモートワーク日それぞれで、指定されたお昼の休憩を十分に取れていない人はなんと、56.3%と推計2900万人に上ることが判明しました。

また、その頻度を尋ねたところ、「週に1-2日程度(33.6%)」、「週に3-4日程度(25.8%)」、「月に1-2日程度(23.6%)」、「週に5日以上(17.1%)」という結果に。

■仕事中の昼休憩の理想と現実

働く人のお昼休憩に関する実態調査

次に、お昼休憩の理想と現実について聞いたところ、昼休憩を十分に取れていない人の理想の昼休憩は平均63.1分。一方で、現実は44.3分で「18.8分」もギャップのある結果になりました。

さらには、実質的(仕事のことを一切行なっていない時間)な休憩時間がたった「15分未満」しか取得できていない人が、9.8%を占めていることも調査から明らかになりました。

休憩中も、多くの人がメールの確認や返信、情報収集など、何かしらの業務に時間を使っていることが伺えます。

■ランチに費やす時間

働く人のお昼休憩に関する実態調査

また、普段仕事の日にランチを食べているかという質問に対し、22.9%の人が「ランチを食べない日がある(時々食べない日がある:14.8%、食べていない:8.1%)」と回答。

理由には、1位が「仕事が忙しくて食べる時間がないから(39.9%)」、2位「節約のために食費を抑えたいから(17.5%)」、3位「食べると眠たくなるから(15.3%)」ということがあげられました。一方で、「好きなことをする時間に使いたいから」と13.7%の人が回答しました。

そして、出社日のランチで、最も重視することは何かと尋ねたところ、多い順に「時間がかからないこと(27.6%)」、「コスパが良いこと(25.8%)」、「おいしいこと(13.0%)」が上げられました。

■ランチの内容

働く人のお昼休憩に関する実態調査

さらに、ランチの内容について質問したところ、仕事の日にランチで最も食べる頻度が多いのは「自分で作った料理(44.9%)」、「コンビニご飯(22.1%)」、「定食屋・食堂(11.1%)」という順に。

その中でも、週に1日以上「コンビニご飯」を食べる人は全体の半数以上にもなり(52.4%)、特に未婚男性の場合「コンビニご飯」食べる人の半数以上が“週3日以上”の頻度であると調査結果から明らかになりました。

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