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爆発しそう…SpaceXの〝スターシップ型〟高級ライター

宇宙開発企業であるSpaceXが、同社の巨大ロケット「スターシップ」の形状をしたライター「スターシップトーチ」の予約販売を開始しています。

*Category:テクノロジー Technology *Source:SpaceX ,CNN

お値段2.3万円。SpaceX製スターシップ型ライター


スターシップは、SpaceXが開発中の二段式超大型ロケットです。全長200m、総質量は120kgというトンデモないサイズで、イーロン・マスクはこのロケットで火星を目指しています。

そんなスターシップの初軌道飛行試験を記念して、SpaceXが直々に発売したのが「スターシップトーチ」。飛ぶことはできませんが、まるでロケットのように後部から強力な炎が吹き出るスグレモノです。


公式サイトの説明によれば、このスターシップトーチは料理を炙るのに使ったり、暖炉に火を付けることができるとのこと。

スターシップトーチ先行販売


時には、クレーム・ブリュレの砂糖をカラメル状にしたり、チーズを溶かしたりしたい時もあるだろう。スターシップ・トーチの登場です。

スターシップトーチは、その名の通り風を通さない炎を出すように設計されており、ステーキやメレンゲなど、あらゆるものを簡単に炙ることができます。キッチンの外では、キャンドルや暖炉に火をつけるためにスターシップを起動させます。スターシップのパワーがあれば、弱いマッチは必要ありません。


— 出典:SpaceX

スターシップトーチは、別売りのブタンキャニスターで簡単に詰め替え可能。サイズは1:200スケールと片手サイズですが、「100%おもちゃではない」と注意書きされています。価格は175ドル(約2.3万円)で、2023年第3四半期に「バーニング」するとのこと。


なお、本物のスターシップは4月20日に打ち上げられましたが、残念ながら空中爆発してしまいました。


SpaceX社のスターシップの爆発は、見た目の失敗とは違うと専門家が語る

当初、スターシップの歴史的な初テストフライトは順調に進んでいるように見えた。ロケットはテキサス州南部の発射台から飛び立ち、メキシコ湾の上空24.2マイル(約39キロメートル)を轟音とともに飛行しました。

ロケットブースターが宇宙船から分離するとき、スタック全体がエンジンの一部を失って転がり始め、飛行終了システムが作動して空中爆発を起こしたのです。

マスク氏とSpaceX社は、このテストが成功したと考えています。それは、いつか月や火星に の宇宙飛行士を運ぶことができる車両のための多くの目的を達成できたからです。


— 出典:CNN

マスク氏らはこのテストを「成功」と捉えているようですが、このライターのほうは爆発しないことを願うばかりです。

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爆発しそう…SpaceXの〝スターシップ型〟高級ライター