知ってる?美味しい「新玉ねぎ」の選び方と保存方法。冷蔵と常温、軽いと重いはどっちが正解?

新玉ねぎ

2023/04/24 05:04 ウェザーニュース

みずみずしい新玉ねぎが出回る時季になりました。生をスライスしてシャキシャキした食感と甘みを楽しめるのは旬の今だけです。

せっかく買うならおいしいものを選びたい!そこでおいしい新玉ねぎの選び方を、船橋市の青果店、大吉青果の大久保沙英子さんに伺いました。

新玉ねぎは収穫後すぐ出荷

「新玉ねぎは、主に『白玉ねぎ』という品種で、収穫後即出荷されます。これに対し、通年、出回っている茶色の皮のたまねぎの『黄玉ねぎ』は、収穫後1ヵ月ぐらい乾燥させてから出荷します」(大久保さん)

新玉ねぎがみずみずしいのは、乾燥させずにすぐに出荷されるためで、包丁で切ると水がしたたり落ちるほどみずみずしいものもあるといいます。

おいしい新玉ねぎの選び方

おいしい新玉ねぎを見分けるには、「形と重さ」「皮の状態と色」「葉のつけ根」の3つがポイントになるそうです。それぞれ詳しく教えてもらいました。

▼形と重さ
「大きさはいろいろありますが、まずは形を見てください。まんまるや縦長のものよりも、平たくてどっしりした形のものを選びます。そして、ずっしりと重みがあり、固く引き締まっているものは水分がたっぷりのおいしい新玉ねぎです」

▼皮の状態と色
「皮はパリッと張っていて乾燥し、ツヤがあるものが新鮮です。新玉ねぎは水分が多いため、鮮度が落ちると表面にうっすらとカビが生えることもあるので注意が必要です。また皮が薄く傷もつきやすいので、傷のないものを選びましょう」

▼葉のつけ根
「葉のつけ根は乾燥して固く締まっているものがおすすめです。つけ根の皮が大きく開いているもの、ペコっとへこんで見えるものは、中で玉ねぎが2つか3つに分かれているものが多く、調理しにくくなります。また鮮度が落ちてくると、つけ根も水っぽくなってきます」

新玉ねぎは冷蔵庫保存が無難

新玉ねぎは普通の玉ねぎと同じような保存方法でよいのでしょうか。

「普通の玉ねぎは乾燥しているので常温保存でも大丈夫ですが、新玉ねぎは水分が多いので、気温が上がると腐ってしまいます。冷蔵庫の野菜室に、ポリ袋などに入れて保存しましょう。ただ、普通の玉ねぎほどはもちませんので、買ってきたらなるべく早く食べ切るようにしましょう」

新玉ねぎには、疲労回復効果のあるビタミンB1が豊富です。また独特の辛さの原因にもなる硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を助け、血栓を防ぎ、コレステロールの増加を抑える働きがあるといわれています。旬の新玉ねぎのみずみずしさを生かしておいしくいただきましょう。

>>アプリで他のお天気ニュース記事を読む

【関連記事】

「日本植物学の父」牧野富太郎の誕生日。「人間は植物に感謝して生きなさい」

週間天気 天気は周期変化 週中頃とGWはじめは広く雨

ゴールデンウィーク序盤は曇りや雨か天気は周期的に変化

ゴールデンウィークのお出かけ先に こいのぼり絶景スポット

青空に何本も伸びる飛行機雲明日以降の下り坂を示唆

…クリックして全文を読む

オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
知ってる?美味しい「新玉ねぎ」の選び方と保存方法。冷蔵と常温、軽いと重いはどっちが正解?