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60年後、ソメイヨシノが咲かなくなるかも…?地球温暖化の影響を気象予報士が解説

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「ソメイヨシノ」ーー。これだけ全国津々浦々に植えられ、広く愛されている植物は他にないでしょう。多くの訪日外国人の目的の1つでもあり、大切な観光資源でもあります。

しかしながら、地球温暖化が進むと、ソメイヨシノが咲かない地域が出てくると予測されています。日本の桜や花見文化を守るために、どうすればいいのか考えます。

温暖化の影響で、開花は早くなっている

そもそも桜のつぼみは、前年の夏に作られ、秋には休眠に入ります。その後、冬の厳しい寒さで目を覚まし、春の暖かさで開花します。

温暖化がさらに進むと、咲かなくなる

しかし、さらに地球温暖化が進むと、最終的にソメイヨシノは咲かなくなります。

ソメイヨシノが咲く条件として、一定期間5℃前後の低温にさらされるという条件があります。つまり、冬にその気温まで下がらなければ、春にいくら暖かくなってもソメイヨシノは開花しません。

沖縄でソメイヨシノが咲かないのは、沖縄の冬の気温ではソメイヨシノが休眠打破できないためで、鹿児島県の一部でも咲かない年が出てきています(暖冬の年)。

今後地球温暖化が進むと、今から60年後には、鹿児島県や九州の沿岸部、関東地方でも、神奈川・三浦半島や千葉・木更津などの内房ではソメイヨシノが咲かない年が出てくる可能性が高いという研究があります。

丸岡知浩(2009)「わが国のサクラ(ソメイヨシノ)の開花に対する地球温暖化の影響」より丸岡知浩(2009)「わが国のサクラ(ソメイヨシノ)の開花に対する地球温暖化の影響」より

日本の桜や花見文化を残すためには?

ソメイヨシノは、明治時代に全国に爆発的に広まってから、150年近くにわたって日本の花見文化を支えてきました。

2015年に採択された「パリ協定」では、世界全体の平均気温の上昇を産業革命以前の2℃未満に保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求することが示されています。その目標達成に向かって温室効果ガス排出量を減らすことは、ソメイヨシノの花見文化を未来に残すことにもつながります。

NEXTソメイヨシノを探せ

温室効果ガスを削減するというのが1つの対策ですが、もう1つの方法として「NEXTソメイヨシノ」を植えていく、という選択もあります。

桜は冬の寒さで目を覚まし、その後の暖かさで咲くというのは共通していますが、何℃の寒さで目を覚ますのかは品種によって異なります。

よって、ソメイヨシノが咲かなくなる恐れのある関東から西の地域では、暖地でも育つ「NEXTソメイヨシノ」を見つけて広げていくことも必要です。

しかし、この問題はあまり認識されていないのが現状です。

ソメイヨシノ以外の品種も咲く国立劇場前ソメイヨシノ以外の品種も咲く国立劇場前

桜の品種改良や、代替品種の普及には時間がかかるため、温室効果ガス削減を行うことと並行して、60年後を想定した品種選びが必要であると思います。

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