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ミイラを蘇らせると信じられていた古文書の「本当の中身」

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考古学とテクノロジーの融合

考古学は遺跡の発掘や古文書の解読といった地道な作業の積み重ねであることは今も昔も変わりありません。とはいえ、テクノロジーが発達した現代では新しい技術を使って過去に発掘した物を再調査することで新しい発見があったり、別の仮説が導き出されることがあります。また、ウェブサイトにアクセスするだけで遺跡の中を探検できる、といったサービスをグーグルが提供するなど、考古学や歴史研究の発展や普及にテクノロジーが貢献している例は枚挙にいとまがありません。

» ストリートビュー アドベンチャー|Google マップ

さて、そんななか、カイロ近郊で〝100年ぶり〟となる新たな発見があり注目を集めています。

*Category:テクノロジー Technology *Source:Ars Technica ,arkeonews

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貴重な「死者の書」が見つかる

カイロ近郊のサッカラ墓地で発見されたパピルスの巻物に、エジプトの「死者の書」のテキストが含まれていることが研究者によって明らかになりました。この巻物は「ワジリ・パピルス」と呼ばれており、現在、アラビア語への翻訳が進められています。


「死者の書」は亡くなった王族やエジプト社会の高位な人々の墓に埋葬されており、バリエーション豊かな物語が記録されています。このような書物はもともとは物に描いたり、埋葬室の壁に書かれていたものでしたが、やがて時代がすすむにつれて挿絵が加えられ、棺の内部や死者を包む麻布にも刻まれるようになりました。

最も有名な「死者の書」は、紀元前1475年頃のものとみられている「心臓の量り売り」です。当時は「死者の書」の複製がパピルスに書かれるのが一般的で、アヌビスが死者をオシリスの前に導き、42の「罪」を犯していないことを誓わせ、心臓を一対の秤と羽で量り、死後の世界にふさわしいかどうかを判断するといったものでした。

このような古文書が有名になったきっかけは1842年にカール・リチャード・レプシウスがこのテキストを翻訳し「死者の書」と名づけたことでした(そう、それまではそのような呼び方ではなかったのです)。しかし、このあと、このような古文書が発見されることは減り、近年では新く発見されたという報告は途絶えていました。

新発見の「死者の書」の中身

今回発見された「死者の書」は、ジョセルの階段ピラミッドをはじめ、数多くのピラミッドがある古代エジプトの首都メンフィスにあったものです。長年にわたり、考古学者たちはこの遺跡を発掘しながら、多くの墓や遺物、ミイラを発掘してきました。たとえば、2018年には珍しい金色の埋葬マスクや数十体のミイラのキャッシュ、2020年にはさまざまな神々の像や完全に密閉された多数の石棺が発見されています。

2022年3月、考古学者は4000年前の5つの墓を発見し、遺跡の古代動物墓地で完全なミイラを含む250の塗装された木製の石棺と150の様々な神々の像を回収しました。また、化粧品、青銅器、シストラム(打楽器)なども発見され、石棺の1つには、ヒエログリフで書かれた「死者の書」の1章を含む約9メートルのパピルスの巻物も含まれていたそうです。


海外メディア「arkeonews」によれば、発表した古代エジプト美術最高評議会のモスタファ・ワジリ事務局長は、このパピルスの巻物はタハリール地区にあるエジプト博物館の修復室で修復され、「ワジリ・パピルス」と呼ばれるようになったと述べたとのこと。

これまで俗説として「死者の書には〝ミイラを蘇らせるための呪文〟が書かれている」といわれることもありましたが、実際には冥界に向かう死者の〝ガイドブック〟のような内容であったとのこと。。言ってみれば「死後の世界の歩き方」のような内容で、死後の楽園に至るまでの道筋から「オシリスに会った時に語るべきこと」といった内容が含まれています。今回の新たな発見もそのような見方を裏付けるものであり(残念ながら?)ミイラを蘇らせる呪文ではないようです

なお、新たに発見された死者の書が書かれたパピルスは完全に復元されると、実に16メートルもの大きさになります。そして、この巻物には確かに「ファラオの死者の書」の呪文が書かれていることが、今回の発表で確認されました。ワジリ氏によると、このパピルスは今年中にカイロで開かれる大エジプト博物館で公開される予定だそうなので、気になった方はエジプトまで足を伸ばしてみてはいかが?

オリジナルサイトで読む : AppBank
ミイラを蘇らせると信じられていた古文書の「本当の中身」

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