カナダ海軍の信じられない水中写真が話題。「ちゃんと笑顔なのすごい」

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カナダの海軍が信じられない水中写真を撮影したと話題になっている。

今回の写真に写る15人は1年間に渡る過酷なトレーニングを乗り越えたメンバーだ。カナダ軍で最も難関なプログラムの一つと言われているダイバーコースの訓練に見事成功し、それぞれの部隊に配属されたところだ。

彼らは水中で爆発物を扱う潜水士グループ

1等航海士であるヴァレリー・ルクレアさんは彼らが水中で爆発物を発見し、無効化する過程など、重要なスキルを習得するために努力している様子を記録していた。そしてこのコースが終了する際に、ダイバー達は彼女に一ひねりした写真を撮影するように挑んできた。こうして撮影されたショットがプールの底での集合写真だ。

SNSでは「ちゃんと笑顔なのすごいな」「流石だ」「目開けられるの凄い」とコメントが寄せられている。

「椅子に座るのも大変」

CTVNEWSによると、ダイビングコースのトップ生徒に選ばれ、プールの底で写真撮影に挑んだ15人のうちの1人であるフォーブスさんは、「写真の中で笑顔を作るのはキツかった」と笑いを交えながら明かした。

通常のクラス写真と同じようにすることにかなり苦戦したそうだ。

また「すぐに浮き上がってきてしまい、椅子に座るのも大変でしたよ」と水中写真ならではの苦悩を語った。

ボツ写真の中には、同僚を押さえつけようとしている人もいるが、最終的には彼らのポケットに8ポンドの重りを入れることに。

このように全員が揃う瞬間を待つ間、「そんな長い間息を吸わなくて大丈夫なのか」とご心配の方も多いだろう。実際には椅子の下に酸素ボンベが隠されており、前列のメンバーはそこから酸素を補給できるようになっていた。しかし後列のメンバーは自分の分のボンベが無いため、呼吸の度にプールの外へ浮上しなければならなかった。

そして全員の目がしっかり開いているタイミングを狙って10枚以上写真を撮った後、ついに撮影に成功。

撮影後、ルクレアさんはコンピュータに向かい、写真に写っている無数の泡を消した。編集に時間がかかったがその価値はあった、と話しているという。

大変な苦労をしてでも、海軍の潜水士として困難なトレーニングを乗り越えた彼らにとっては、このたった1枚の写真を収めることに意味があったのだろう。

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Haruka Watanabe