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老夫婦が唖然「1.2億円の金貨」を自宅の床下から発掘、落札額が「前代未聞」となった理由

イギリスの一般家庭から、約85万ドル(約1.2億円)の財宝が発見されました。この家庭に住んでいた夫婦が発見した財宝の価値について、海外メディア「nbcnews」が解説しています。

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一般家庭のキッチンの床下から発見されたとんでもないお宝


この財宝が発見されたきっかけは、イギリスに住むとある夫婦が自宅のリフォームを行ったことでした。彼らはキッチンの床板の下から、ソフトドリンクの缶ほどの大きさのカップを見つけます。

当初、夫婦はこのカップをケーブルの破片かなにかだと思ったようです。しかし、このカップの中には歴史的にとても貴重で非常に高価な財宝が入っていました。

夫婦がそのカップの中を調べたところ、なんと中には260枚以上の金貨が。さらに、この金貨はただの金の塊ではなく、1610年から1727年までの非常に希少なモノだったのです。

オークションを運営した英国コイン専門家のジョージ・エドモンド氏は、発見された財宝を「ソフトドリンクの缶に隠された120年にわたる英国の歴史」だと述べています。発見されたものの中には「CAROLUS」と誤記された、チャールズ2世のエラーコインもあったそう。エラーコインはその数が少ないため、希少性はさらに高くなります。


これらの希少なコインはオークションに出され、予想価格は231,390ドル(約3,300万円)となっていました。しかし、なんと最終的な落札価格は852,380ドル(約1.2億円)という高値に。この落札価格に発見者の夫婦は唖然としたそうです。

エドモンド氏は、「希少なコインがオークションに出品されることはよくあることだが、このコインのユニークな歴史と驚くべき発見により、今回の出品は並外れたものとなった」と述べています。同氏によればこの落札価格は、2011年10月にテキサス州で54,625ドル(約800万円)で販売された米国金貨を上回る世界新記録だそうです。

200年以上もの間、地中にこれほどの価値があるコインが眠っていたことには驚きです。この出来事がきっかけで、同じような発見をしようと自宅の床下を漁る人が出てくるかもしれませんね。

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老夫婦が唖然「1.2億円の金貨」を自宅の床下から発掘、落札額が「前代未聞」となった理由