「私が最後にならないことが重要なのです」ニューヨーク市で初の女性消防局長が誕生

ニューヨーク市初の女性消防局長となったローラ・カバナー氏(2022年10月11日、アメリカのニューヨーク州にて)

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アメリカ・ニューヨーク市の消防局に、その157年の歴史上初めての女性消防局長が誕生した。

「ローラ・カバナー氏は実績あるリーダーであり、彼女の歴史的な任命を誇りに思う」

ニューヨークのエリック・アダムス市長は10月27日、ニューヨーク市消防局(FDNY)のトップにローラ・カバナー氏を任命した。

CNNによると、カバナー氏は元消防局長であったダニエル・二グロ氏が2022年2月に退職した後、消防局長代理を務めてきたという。

消防局長就任により、カバナー氏は1万7000人の人員と20億ドル(約3000億円)の予算を監督することになる。

彼女はこれまで、2015年のエボラ熱の流行や2020年の新型コロナのパンデミックなどで重要なリーダーとして任務を果たしてきた。

ニューヨーク市初の女性消防局長となったローラ・カバナー氏(真ん中)<2022年10月11日、アメリカのニューヨーク州にて>

カバナー氏は任命後のスピーチで、「この瞬間、ニューヨーク市初の女性消防局長に就任しましたが、私が最後にならないことが重要なのです」と述べた。

「この役職に女性が就くことは変化です。しかし変化はチャンスを与えてくれます。実際、変化は人生の中で唯一普遍なものであり、それを受け入れれば価値のある贈り物となります」

そして最後に、「ニューヨーク市消防局に達成できないミッションはありません。さぁ、仕事にとりかかりましょう」と述べ、スピーチを締め括った。

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オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
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Yuko Funazaki