今日6日(火)は台風11号に吹き込む風がフェーン現象を引き起こし、早朝から30℃を超えている所があります。午後は北陸を中心に体温並みの厳しい暑さとなる見込みです。
山陰や四国の瀬戸内側などで早朝から30℃超
大型で強い台風11号は6時の時点で長崎県対馬の北を進んでいます。
西日本では台風に向かって吹き込む南寄りの風が、暖かく湿った空気を送り込んでいることに加え、その風が山を越える際にフェーン現象が発生して気温が上昇。
6時30分の時点で愛媛県松山空港や石川県小松市で31.0℃、鳥取県鳥取市で30.6℃と早朝にも関わらず、30℃以上の暑さです。
37℃まで上がる予想の所も
北陸は午後にかけてさらに風が強まる上、日差しが届くため気温が上がりやすく、各地で35℃を超える猛暑日となる見込みです。
新潟県上越市・高田の気温変化を見ると、昼前には35℃に到達し、午後は体温並みの37℃まで上がる予想となっています。そのほか、金沢市や富山市でも36℃まで上がるとみられます。
フェーン現象特有の乾いた風が強く吹くため、体感温度はそこまで極端に高くはなりませんが、風通しの悪い室内は温度が上昇しやすいので、適切な温度管理を行って、熱中症にならないよう注意をしてください。
【関連記事】
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
【台風11号】フェーン現象で朝から30℃超。午後は「体温並み」の猛暑になる所も