同省東北地方整備局によると、東北6県で道路清掃などに取り組むボランティア団体のうち、旧統一教会関連団体として確認されたのは「AAP仙南ピース・ロード」「AAPピースロード塩釜・多賀城」「平和大使協議会宮城野ピース・ロードボランティア」「AAP仙台ピースロード」の4団体。
活動場所は名取市や多賀城市、宮城県柴田町、仙台市の国道4号と国道45号。いずれも2018年ごろから月1回、沿道のごみ拾いや花壇の植栽などを実施してきたという。岩沼、仙台東の両国道維持出張所がHPで活動内容などを紹介している。
同局は「宗教団体や関連団体のPRに使われる可能性があるため、HPでの紹介は今後取りやめる」と説明。4団体のうち「仙南」「塩釜・多賀城」の2団体は「届け出や登録などの手続きがない分野で活動を制限できない」ため、活動自体は容認する。
「宮城野」「仙台」については、仙台市や同局仙台河川国道事務所とそれぞれ締結している3者協定の解除に向けて市と調整を始めるという。
「仙南」は宮城県HPでも、県管理道路の環境美化を進める「スマイルロード・サポーター」の認定団体として紹介されている。県は「旧統一教会との関連の有無の線引きが困難。国や他自治体の動向を見ながら対応を検討する」としている。
また、仙台市は4団体のうち「仙台」が市のボランティア登録プログラムの一つ「仙台まち美化サポート・プログラム」に登録されているとして、登録解除の方向で今後検討する方針を明らかにした。市によると、同団体は18年度に登録されたが、20年度から活動報告がなく、「現在は活動休止中とみられる」という。
河北新報 2022年8月25日 6:00
https://kahoku.news/articles/20220824khn000033.html
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