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中絶の権利擁護デモに参加した17人の米議員が拘束「私たちの体、私たちの選択」

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アメリカ最高裁判所の外で7月19日、中絶の権利擁護を訴えるデモが行われ、民主党議員を含む30人以上が身柄を拘束された。 

最高裁は6月、中絶を憲法が保障する権利と定めた「ロー対ウェイド判決」を覆す決定をした

19日のデモで、参加者たちは「私たちの体、私たちの選択」「我々は後戻りしない」と声をあげながら、最高裁の判断に抗議した。

(最前列左から)最高裁に向かうニディア・ベラスケス議員、イルハン・オマル議員、ジャッキー・スピアー議員、キャロライン・マロニー議員(2022年7月19日)(最前列左から)最高裁に向かうニディア・ベラスケス議員、イルハン・オマル議員、ジャッキー・スピアー議員、キャロライン・マロニー議員(2022年7月19日)
(前列左から)ボニー・ワトソン・コールマン議員とアンディ・レヴィン議員(2022年7月19日)(前列左から)ボニー・ワトソン・コールマン議員とアンディ・レヴィン議員(2022年7月19日)
(左)身柄を拘束されたアレクサンドリア・オカシオ=コルテス議員(2022年7月19日)(左)身柄を拘束されたアレクサンドリア・オカシオ=コルテス議員(2022年7月19日)

アメリカ議会警察によると、身柄を拘束されたのは17人の連邦議会議員を含む、35人。

身柄を拘束された17人の議員は、アルマ・アダムス氏、コーリ・ブッシュ氏、キャサリン・クラーク氏、ボニー・ワトソン・コールマン氏、マデリーン・ディーン氏、ヴェロニカ・エスコバー氏、サラ・ジェイコブス氏、アンディ・レヴィン氏、キャロライン・マロニー氏、バーバラ・リー氏、アレクサンドリア・オカシオ=コルテス氏、イルハン・オマル氏、アヤンナ・プレスリー氏、ジャン・シャコウスキー氏、ジャッキー・スピアー氏、ラシダ・タリブ氏、ニディア・ベラスケス氏だ。

当局は「3回警告した後に、交通妨害などの容疑で身柄を拘束した」と発表した。

拘束された議員たちの声明

拘束された議員たちは、デモや中絶の権利について、それぞれの思いを伝えている。

マロニー議員は、拘束後に事務所が発表した声明の中で「女性が自分の体を管理し、生殖も含む自身の健康について決められないのであれば、民主主義はない」とコメントした。 

マロニー議員の選挙区であるニューヨーク州は、州憲法で中絶の権利を保障しようとしている。しかしマロニー議員は、何万人もの州外の女性たちにも同じ権利が保障されるまで、自分の役目は終わらないと強調した。

「この決定の背後にいる共和党と極右派は、命を守ろうとしているのではなく、女性や女の子、妊娠するすべての人の体を規制しようとしているのです」

「彼らの最終的な目標は、アメリカ全土で中絶を禁止することです。彼らを勝たせはしません。私たちは戻ってきます」

エスコバー議員の出身地テキサス州では、最高裁の判断を受けたトリガー法により、ほぼすべての中絶が犯罪化されるだろうと考えられている。

同議員は「今日、市民的不服従の運動に参加し拘束されました。これは、すべての女性が、政治家から管理されずに、愛し信頼する人たちと、自分で意思決定する自由を保証するために、何世紀も続いてきた闘いの中の小さな行動です」とコメントしている。

カリフォルニア州選出のリー議員は「不当な法律に抵抗するための、道義的な責任がある」と述べている。

「今日私は、非人道的な政策によって権利を奪われた何百万もの人たちと一致団結し、生殖の自由と体の自治権のために立ち上がりました」

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
中絶の権利擁護デモに参加した17人の米議員が拘束「私たちの体、私たちの選択」

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