「6月24日に帰宅途中の幼稚園児や女子小学生を334人誘拐する」という内容のメールが、都内各地の自治体に届いていることが分かった。
各自治体では警察と協力してパトロールを強化するなど対策に追われている。不審者から児童を守る方法についてまとめた。
墨田区の公式Twitterは、「6月24日に墨田区内の幼稚園・小学校からランダムで選択し、帰宅途中の幼稚園児や女子小学生を334人誘拐する」という内容のメールが22日、区役所の公式サイトに届いたと明かした。
港区公式サイトも「港区内の幼稚園・小学校」を標的にした同様の内容のメールが届いたことを報告して注意を促している。同様のメールが届いた台東区も保護者向けに通知を出し、保育園での園外保育をこの日は見合わせるほか、登園・お迎えの際は保護者が目を離さないように注意喚起している。
こうした脅迫メールは5月以降、日本各地の自治体に届いている。公式サイトの問い合わせフォームを通じて送るなど共通点がみられるという。
こうした中で、保護者が子どもの安全に気をつけるにはどうしたらいいだろうか。2002年に考案されて以降、警視庁などは子どもを犯罪から守るための標語「いかのおすし」による啓発活動を続けている。
「いかのおすし」とは、以下の5つの言葉を繋げたものだ。
・(知らない人に)ついて「いか」ない
・(知らない人の)車に「の」らない
・「お」おごえを出す
・「す」ぐ逃げる
・おとなの人に「し」らせる
警視庁公式サイトでは、子どもを犯罪から守るには、「いかのおすし」を繰り返し具体的に子どもに伝え、親子で一緒に確認することが大切と訴えている。
お子様と一緒に、「こんなときは〇〇くん(ちゃん)だったらどうする?」と、シミュレーションをしてみましょう。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
「いかのおすし」で気をつけて。都内各地に脅迫メールが相次ぐ「334人誘拐する」
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