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iPodの終わりを見抜いたスティーブ・ジョブズの慧眼

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» CEOがジョブズ→クックになったAppleで進むネーミング戦略の変化




iPod」はAppleを代表する製品であり、Appleの成長に大きく貢献してきました。

Appleは、なぜこれだけ成功と貢献をしてきたiPodを廃止してしまったのでしょうか。その理由について、Appleに詳しいYouTubeチャンネル「Apple Explained」が解説しています。



*Category:テクノロジー Technology|*Source:Apple Explained ,wikipedia

「iPod」の販売を終了することにした、Appleの意図とは?




iPodの販売ピーク時は、Appleの収益の40%近くを占め、2001年の発売以来、4億台以上を売り上げました。

しかし、Appleは今iPodシリーズとして、唯一販売されている「iPod touch」の在庫がなくなり次第、販売終了することを発表しました。

Appleがそのような決断をした裏には、スティーブ・ジョブズの基本原則のひとつが影響を与えています。

その基本原則とは「もし、あなたが共食いをしないなら、他の誰かがする」というものです。言い換えれば「AppleはiPodに代わる次の大きな製品を作る必要がある」ということです。


つまり、AppleがiPhoneを発売したことは、まさにこれを実行しようとしたということです。

ジョブズはiPhoneのことを「タッチコントロールを備えたワイドスクリーンのiPod」と発表会で宣伝しました。


そして、「私たちが作った中で最高のiPod」とも言っています。

このフレーズは、すべてのiPodモデルを事実上時代遅れにしてしまいました。つまり、iPhoneはiPodの後継機種として位置づけられたということです。

そしてAppleは、2014年に「iPod classic」、2017年に「shuffle」と「nano」、そしてついに2022年に「iPod touch」と、8年という長い時間をかけて、すべてのiPodをひとつずつ製造中止にしていったのです。


製造中止をしていく取り組みは、iPhoneの登場から15年近くかかりました。その間も、結局iPodのユーザー層はiPhoneと被り、iPodの売上が伸びることはありませんでした。

オリジナルサイトで読む : AppBank
iPodの終わりを見抜いたスティーブ・ジョブズの慧眼

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