Appleの「Apple Pencil」は、他社が販売している似たようなスタイラスペンと比べると遥かに高価です。
「Apple Pencil」の値段が高い理由について、Appleに詳しいYouTubeチャンネル「Apple Explained」が解説しています。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:Apple Explained ,Patently Apple
iPadを使っているユーザーの中には、メモやイラストを書くときにスタイラスペンを好んで使う人もいるでしょう。そしてAppleはそのユーザーのために「Apple Pencil」を開発しました。
しかし、その「Apple Pencil」は15,950円(税込)で販売され、その価格は多くの人にとって衝撃を与えました。
「Apple Pencil」が他社製スタイラスペンよりも遥かに高額な理由を説明します。
まず、先端部分に秘密があります。先端のセンサーには、9軸のジャイロセンサーがあり、傾きを検知することができます。この技術によって現在のどのスタイラスペンの中でも最も正確な筆圧感知機能を捉える事が出来ます。
これらの技術のおかげで、「Apple Pencil」は本物の鉛筆と同じように描く事ができるのです。
そして「Apple Pencil」はグラフィックデザイナーに、人気のワコムのペンのように、「デジタルアーティストツール」として選ばれるようになりました。
また、「Apple Pencil」の中央の平な面には「iPadに装着できるマグネット」「装着したまま充電できるワイヤレス充電」そして2回タップするとブラシが切り替わる「タッチセンサー」の機能も搭載されています。
市販されているスタイラスペンの中でも最も薄い部類に入る「Apple Pencil」にこれらのテクノロジーを搭載させた上に、筐体に収まるように「プロセッサ」「Bluetoothチップ」その他の電子機器を搭載させる事は決して簡単なことではないはずです。
さらに、これほどの技術を詰め込みながらも、部品はすべて手に持ったときに自然に感じられるバランスで設計されています。
オリジナルサイトで読む : AppBank
「Apple Pencil」の値段がお高い納得のワケ