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世界最大のビットコインの祭典「Bitcoin 2022」をマイアミの現地からレポート

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世界最大のビットコイン・イベントを謳(うた)う「Bitcoin 2022」が4月6日から9日まで、米国フロリダ州のマイアミで開催されています。今回はその会場となったマイアミ・コンベンション・センターに潜入することができたので、世界中から「ビットコイナー」たちが集まり活気にあふれる現地の様子をレポートします。


*Category:テクノロジー Technology|*取材:Mr.TATE

Bitcoin 2022、現地の様子(1日目)

1日目は業界関係者とメディア向けのみの開催ですが、すでに長蛇の列ができる賑わいでした。


市長たちの挨拶で開幕

ビットコインを作った「謎の男」サトシナカモトにちなんで名付けられたイベントのメイン会場「ナカモト・ステージ」。


「ナカモト・ステージ」でマイアミ郡、マイアミビーチ、そしてマイアミ市のメイヤー(市長)たちが開幕を宣言。行政として強く「仮想通貨関連の企業を歓迎する、ビットコイン好きを応援する」というメッセージを打ち出しつつ、関連産業の誘致やクリプト億万長者の移住促進に意欲をのぞかせていました。

コロナ禍ではあるものの、比較的規制が緩いマイアミ。客席後方には少し空きが目立つものの、ステージ前方はなかなかの混み具合です。


著名ポッドキャスト配信者の“ポンプ”が登壇

「POMP(ポンプ)」ことAnthony Pomplianoさん(左)とMichael Novogratz さん(右)。ポンプはポッドキャストやメルマガで有名な投資家でノボグラッツさんはGalaxy DegitalのCEOです。


エルサルバドル大統領の発表は中止に

ステージイベントにはパーティータウンのマイアミらしくヒップホップアーティストやDJも参加予定。

そして、ビットコインを世界で初めて法定通貨にした国エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領も参加予定でしたが……

エルサルバドルにおけるギャング問題の深刻化とそれに対する対処に専念するため、ブケレ大統領の訪米と登壇は中止に。これは残念です……。

会場に展示された「マイアミ・ブル」のオブジェ。ウォール・ストリートにあるブルの進化版(?)といった趣です。


フードトラック(屋台)も出店していますが、ジャークチキンライス(ジャマイカ風焼き鳥丼)で18ドル(2,200円)となっており、アメリカの物価高を感じされました。

「シャークタンク」のケビン・オライリー氏が登壇

オライリー氏は「ステーブルコインを適切に規制し、企業の参入とイノベーションの促進を」「ビットコインが生み出す利益が再生可能エネルギーへの投資を可能にする。ビットコイン・マイニングは地球を救う」と主張。現状は大量の電力を消費することから「環境の敵」とみなされることがあるビットコイン・マイニングですが、その収益性からグリーンエネルギーの普及に貢献するという読みはさすが。




オライリー氏は人気番組『シャークタンク』などに出演する有名人なので多くの観客が集まってはいましたが、話した内容がウケていたかは微妙。コアなビットコイナーたちはBTCを「新しい投資先の1つ」としてだけ見ているのではなく、「人類史の転換点」だと信じているフシがあるので、そことは温度差が感じられました。

明日以降も現地からのレポートを続けますので、今日のある方は、ぜひ、筆者のツイッター・アカウントをフォローして続報をお待ちください。

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世界最大のビットコインの祭典「Bitcoin 2022」をマイアミの現地からレポート

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