『紅の豚』ジーナのあのセリフ、36回もやり直していた。加藤登紀子さんが明かしたエピソードとは?

スタジオジブリ作品『紅の豚』が、1月14日午後9時からの金曜ロードショー(日テレ系)で放送されます。ヒロインの一人、ジーナを演じた歌手の加藤登紀子さんは過去に、アフレコ時に「36回もやり直した」セリフがあるというエピソードを明かしていました。そのセリフとは?

加藤登紀子さんが「一番苦労したセリフ」とは?

そのセリフは、ポルコの名台詞「飛ばねえ豚はただの豚だ」の後に続けて登場します。その言葉を聞いたジーナが「馬鹿っ!」と怒るシーンで、加藤さんによると、アフレコを36回もやり直したそうです。

加藤登紀子 (@TokikoKato) on X
マルコ、今にローストビーフになっちゃうから。飛ばねえ豚は、ただの豚だ。の名セリフ。その後の、馬鹿っ! ジーナのセリフどりで一番苦労したセリフでした。36回やりなおしたのよ。笑

自身のTwitterで、たびたびこの時のエピソードを明かしている加藤さん。宮崎駿監督から「もっと、もっと怒って下さい」というダメ出しが続き、このセリフが「一番苦労したセリフ」だと振り返っています。

加藤登紀子 (@TokikoKato) on X
ポルコからの電話に、怒るジーナ。今にローストポークになっちゃうから。飛ばねえ豚はただの豚だ。馬鹿っ!これが問題の場面。もっと、もっと怒って下さいと、宮崎さんのダメ出しがあって、36回やり直し。

ジブリは「馬鹿っ」を額縁に

https://twitter.com/JP_GHIBLI/status/1361480413357686785?ref_src=twsrc%5Etfw

スタジオジブリの公式Twitterは、加藤さんが「馬鹿っ」としたためた書を公開しています。このツイートに、ファンからは「ジーナの声が聞こえてくる」「ジーナの声素敵」とのコメントが寄せられました。

『紅の豚』はどんな作品?

『紅の豚』は1992年に公開されたスタジオジブリの長編アニメーション作品で、宮崎駿さんが監督を務めました。舞台は1920年代、世界恐慌中のイタリア・アドリア海。

真っ赤な飛行艇を操る賞金稼ぎの主人公ポルコ・ロッソと、ポルコを取り巻く人々を描いた物語です。迫力満点の空中戦のシーンなどは、飛行機や戦闘機に造詣が深い宮崎監督の真骨頂とも評されています。

ジーナを演じた加藤登紀子さんは劇中、フランスの代表的なシャンソン「さくらんぼの実る頃(Le Temps des cerises)」をフランス語で披露しています。

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