1月10日は成人の日。総務省によると、今年の新成人(2022年1月1日時点で20歳)は120万人です。
今年の4月1日から成人年齢は18歳に引き下げられますが、今年、成人式を迎えるのは2001年4月2日〜2002年4月1日生まれの人たちです。
今年の新成人が生まれたおよそ20年前のこの時期、日本ではどんなものが生まれ、流行っていたのでしょうか。
スタジオジブリの長編アニメーション映画「千と千尋の神隠し」が初めてスクリーンに映し出されたのは2001年7月20日のこと。不思議な世界に迷い込んだ少女・千尋の成長を描いた物語で、第75回アカデミー賞の長編アニメーション映画部門賞を受賞するなど、日本のみならず世界中で大ヒットを記録しました。
海をテーマにしたディズニーのテーマパーク、東京ディズニーシーは2001年9月4日にオープン。ちなみに、着工は1998年のことです。
携帯音楽プレーヤー・iPodの日本発売は2001年11月17日。「1,000曲をポケットに入れて持ち運べる超小型MP3プレーヤー」と銘打たれ、そのシンプルなデザインやコンパクトさが注目を集めました。
「自分の音楽コレクションを全部ポケットに入れて持ち運び、どこででも聞くことができるというまったく新しいカテゴリーのデジタルミュージックプレーヤーを発明しました。iPodは音楽を聞くという行為をまったく違った経験に変えてしまいます」というのは、当時のアップルCEO、スティーブ・ジョブスのコメントです。
JR東日本の非接触ICカード「Suica(スイカ)」がデビューしたのは2001年11月18日。それまでは切符や定期券などを改札機に通して通過するのが一般的でしたが、Suicaは「タッチ&ゴー」を提唱。新しい出改札システムとして注目されました。
bizbleによると、導入当初は東京周辺の9都県424駅で利用可能だった一方で、私鉄や地下鉄との併用はまだできていませんでした。
家庭用ゲーム機に参入したマイクロソフトが生み出したのが「Xbox」。北米版は2001年11月に、日本では2002年2月にそれぞれ発売されました。
日本ではプレイステーション2(ソニー)が2000年2月に、ゲームキューブ(任天堂)が2001年9月にそれぞれ発売され、人気を博していました。大手IT企業の市場参入は大きな話題を呼びました。
ネットユーザーならば誰もが目にしたことのある「ウィキペディア」。日本語版が生まれたのも2001年。5月に発足したものの、当時は日本語表記にも対応しておらず、コンテンツもほとんどなかったそうです。かなや漢字が使用可能になったのは02年9月のことだそう。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
【成人の日】新成人たちと同じく20歳を迎えるものは? 東京ディズニーシー、Suica、ウィキペディアなどなど…