大雪に包まれた彦根城が「息をのむ美しさ」。幻想的な姿に反響広がる【画像集】

記録的な大雪となった滋賀県彦根市で、彦根城の天守の幻想的な姿が撮影された。

12月26日、この冬一番の寒波の影響で彦根市では24時間降雪量が50cmと記録的な大雪となった。京都府に住むアマチュア写真家のまりさん(@mariii_a73)が同日、「雪の彦根城が息を飲む美しさだった」と天守の写真を投稿。2日間で約12万件の「いいね」を集めるなど大きな反響を呼んでいる。

ハフポスト日本版は、撮影者のまりさんに撮影までの苦労を聞いた。

■雪の粒はストロボで強調。「スニーカーで行ってしまったのは失敗」と撮影者

国宝指定されている勇壮な天守は屋根まで雪が積もり、降りしきる雪の中で静かに佇んでいる。「幻想的でとっても日本らしい」「これは美しすぎます!」「雪は厳しい面もあるけど景色の美しさを倍にする」などとコメントが寄せられている。

まりさんによると写真を撮影したのは、12月26日の午後1時半頃だった。ミラーレスカメラの「SONY α7Ⅲ」に「FE24-105mm F4 G」のレンズを装着。雪の粒を大きく写すためにストロボを使用したという。

「雪化粧した彦根城を撮りたい」と思って彦根城に向かったものの、城内には30〜40cmも雪が積もっており、スニーカーで来たことを後悔したと振り返った。

「防寒対策はしていたのですが、そんなに雪が積もっているとは思っていなくて、スニーカーで行ってしまったのでそれは失敗でした。雪景色を撮影する時は滑りにくい靴で行くべきだと思いました」

今回の写真については「ここまで反響があるとは思っていなかったので自分でも驚いています」とした上で「今は積雪や倒木などで中に入れないようなので、写真で彦根城の雪景色を楽しんでいただけると嬉しいです」と回答している。

彦根城公式サイトによると、12月27日と28日は大雪のため入城できなくなっているという。

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