樋口真嗣さんが監督し、庵野秀明さんが企画・脚本を担当する注目作『シン・ウルトラマン』の公開日が、2022年5月13日に決まった。主人公の名前が「神永新二(かみなが しんじ)」であることも発表され、ネット上で話題になっている。
公開日や役名は、円谷プロが12月13日に開催した「TSUBURAYA CONVENTION 2021 SPECIAL PROGRAM」で発表された。
イベントには、主人公を務める斎藤工(さいとう・たくみ)さん、監督の樋口さんが登壇。スペシャルゲストとして、初代ウルトラマンスーツアクターの古谷敏さんも登場した。
当初、『シン・ウルトラマン』は2021年初夏に公開を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大により製作スケジュールに影響が出たとして、公開日が延期されていた。
斎藤さんは、「パンデミックなどいろいろありましたが、公開日が発表できるのが嬉しく思います」と挨拶。監督を務める樋口さんは、「まだ出来ていません!やってもやっても終わらないんです!でも今日発表して、これ以上やるなという締め切りが分かった感じですね」と話した。
また、イベントでは、ウルトラマンになる主人公の名前が「神永新二」であることも発表された。
斎藤さんは、「新二という特殊な…樋口さんの名前もそうですけれども。意味のある名前だと僕は思っています」ともコメント。「やっと僕も『ウルトラマンになる男』から脱せるというか。名乗れるようになった」と話した。
「シンジ」といえば、庵野秀明さんの代表作『エヴァンゲリオン』シリーズの主人公、碇シンジを思い起こす人も多いのではないだろうか。
樋口さん・庵野さんが手がけた2016年公開の映画『シン・ゴジラ』でも、『エヴァンゲリオン』の楽曲が使われるなど“コラボ”が実現していたことから、Twitterでは驚きのコメントが相次いだ。
「シンジ君!ウルトラマンになりなさい」「シンジ、ウルトラマンになれ」と『エヴァンゲリオン』のワンシーンをもじった“大喜利”も発生。公開を心待ちにする声が続出している。
また、作品の新たな特報もYouTubeに公開された。特報では、ウルトラマンとみられる「銀色の巨人」がゆっくりと立ち上がり、スペシウム光線のような光線を発するシーンが映っている。
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「シンジ、ウルトラマンになれ」主人公の名前がエヴァと同じ。SNSで大喜利に【シン・ウルトラマン】