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「私たちの頭の中が化石になっていないか」。COP26での日本の化石賞をめぐって谷口真由美さんが警告

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英国・グラスゴーで開かれている第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)での演説で日本が前回に続き2回連続で「化石賞」を受賞したことについて、11月7日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)にコメンテーターとして出演した法学者の谷口真由美さんが発言した。

番組で取り上げられた深刻な気候危機に若者世代が声を上げている現状に対し、谷口さんは「私たち大人の側の頭の中が化石になっていないか」とコメントした。

サンデーモーニング

同番組終盤のコーナー「風を読む」では、日本が2回連続で「化石賞」を受賞したことや気候変動問題に対する若者の声を取り上げられた。

VTRが終わると、司会を務める関口宏さんが「1週間前にも(衆議院)選挙があったけど、あの選挙でも気候の問題とか温暖化の問題がそんなに大きなテーマにはならなかった」と振り返り、その後、コメンテーター陣に見解を求めた。

谷口さんは「若者が声を上げているのを見た時に、もう一回、私たち大人の側の頭の中が化石になっていないかということを確認しなきゃいけない」と指摘した。

気候変動問題をめぐっては、日本でもCOP26の開催に合わせ、若者らが危機を訴える活動が行われている。

“2回連続”の受賞で注目の「化石賞」とは?

日本が先日受賞した化石賞は環境NGOでつくる「気候行動ネットワーク」(CAN)が発表しているもの。

今回の受賞理由は、岸田文雄首相の演説に対するものだった。具体的には、演説で「日本だけでなくアジア全体で、化石燃料と同様に水素とアンモニアを燃料としてゼロ・エミッション化を推し進める」と表明した部分だった。

化石賞は温暖化など気候変動対策に後ろ向きと認められた国が選ばれる“不名誉な賞”で、日本は2019年のCOP25に続き、2回連続で受賞した。

2日に発表された化石賞は、1位がノルウェー、2位が日本で、3位はオーストラリアだった。

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オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
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