アフガン事態に韓国震撼、いつか来る「米国が韓国を見捨てる日」 8/20(金) 11:01配信 JBpress (武藤 正敏:元在韓国特命全権大使) 米軍がアフガンからの撤退を始めてから3カ月、タリバンが主要都市を掌握してからわずか10日、アフガン政府は降伏を宣言し、ガニ大統領は国外に脱出した。タリバン軍の進撃がカブールから11キロ離れたところまで迫ってきたためである。アフガンの陥落は、アフガン政府の無能さや腐敗、政治的分裂が作った悲劇である。 2018年4月27日、板門店の橋の上で二人きりで話し込む北朝鮮の金正恩委員長と韓国の文在寅大統領。このとき、文大統領から金委員長に、そっとUSBメモリが手渡されていたとされている そして、この事態を目の当たりにして、一部の韓国有識者からは「このままではいずれわが国も」との声が上がり始めている。 ■ 米国にとってアフガンに駐留し続けることは国益にならなかった アフガンからの米軍撤収は不信と失望によるものである。 米国は、アフガンに20年間駐留し、アルカイダとの戦争とアフガニスタンの再建に2兆ドル以上つぎ込んできた。2002年以降、アフガニスタン治安部隊(ANDSF)の育成・訓練のために提供した資金だけでも880億ドル(9兆7000億円)以上となっている。 米軍は戦争中に突然撤退したベトナム戦争時とは違って、アフガンでは10年前から撤退を予告していた。イスラム政府に安保権を渡した14年以降も、米軍約1万人が残ってアフガン軍や警察の訓練を担ってきた。長い準備期間があったのだが、アフガン指導部は分裂を繰り返し、腐敗から抜け出せず、強力なアフガン軍の建設に失敗した。 ANDSFの兵力は30万人とされていたが、それは数字上だけのものであり、給料を得るため水増しした兵士が多かった。米軍が撤収してからのアフガン政府軍にはもはや戦闘の意志もなかった。 米国はガニ政権に明らかに失望していた。バイデン大統領は「アフガニスタン軍が自国を守ることができなければ、米軍が1年、5年残っていても変わらないだろう」と述べた。いくら助けても成果がないことに米国が気付いた結果である。 … こうしてバイデン大統領が示した外交スタンスに、韓国の一部では動揺が広がっている。 ■ 米国のアフガン撤退で韓国国内に広がる懸念 野党・国民の力の大統領候補である崔在亨(チェ・ジェヒョン)前監査院長はSNSで「韓米同盟は米-アフガニスタン同盟とは比べられないが、アフガン崩壊のみじめな姿を見ながら、われわれは改めて安保に対する警戒心を高めるべきだ」と懸念を表明した。さらに「教訓は一つだ。自らを守る決起がなければ、いかなる外部の助けも意味ないということ」と述べた。 崔前院長は、文在寅大統領の北朝鮮に対する甘い認識と追従姿勢に懸念を抱いているのだ。 崔前院長は、「北の核はわが安保にとって最大の脅威だ。新型短距離ミサイルを開発した金正恩(キム・ジョンウン)総書記が年初に戦術核開発をも指示した。それでも、文在寅(ムン・ジェイン)政権はこれを蔑ろにして自らを守る韓米合同演習を南北対話の障害のように追い込んでいる」として、「安易な情勢認識と条件なしの包容で平和を守ることができるという誤った安保思想が大きく懸念される」と述べている。 米国は、北朝鮮への対処には韓国の協力が不可欠であるから米韓同盟を重視しているのであって、もしも韓国が北朝鮮に対する防衛に腰砕けになるのであれば、米国にとって韓国の価値は無に等しくなる。それを理解しているからこそ、崔前院長のような意見が出てきているのである。 ■ 「アフガン事態は他人事でない」 メディアの中にも米韓関係の将来を心配する声が見られだした。「中央日報」は社説で以下のように懸念を表明した。 「アフガン事態は他人事でない。まず、強い軍隊を維持するのが重要だ。最近、空軍と海軍で相次ぎ起きたセクハラ事件や警戒の失敗、韓米合同演習の縮小などをみると懸念せざるを得ない。軍隊の命とされる軍規が崩れれば、アフガンのようになる。しかも、北朝鮮は核兵器とミサイルを継続して増やしている。韓米同盟がどれくらい重要なのかも米軍が撤収したアフガンの運命から如実にあらわれた。最近、北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長が直接在韓米軍の撤収を求めたではないか」(8月17日付) 文在寅政権が北朝鮮への警戒を緩めれば、軍規は乱れ、北朝鮮の攻撃に対する備えもおろそかになる。文在寅政権の対北朝鮮姿勢は戦意を失ったアフガン軍に見えるのかもしれない。 ■ 米韓同盟は韓国安全保障の生命線 韓国の安全保障にとって重要なことは米国と信頼を確固たるものにし、しっかりと結ばれていることである。しかし、現在の米韓同盟には揺らぎが生じている。 … 学びがある! 156 分かりやすい! 401 新しい視点! 141 https://news.yahoo.co.jp/articles/500db2a06d786611a4f8f71e40b195599d5b42b0 ソウルは第2のカブールだとワトソン君 ・アメリカのアフガン撤退は、不信と失望によるものです。韓国で同じ事が繰り返されるのは確定です ・韓国の国民が投票で選んだ政権です。その責任は国民にあります ・今のアフガニスタンは、朝鮮戦争当時に釜山まで追い詰められた韓国軍と同じだと思います ・アメリカ軍がいなくなれば、北朝鮮のキム委員長と仲良くできます
Source: News U.S.
韓国もアフガンのように米軍に見捨てられると恐れ始めるw
1: 通りすがりのコメンテータ…