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『iPhone』や『iPad』の90年代ふう仮想CG→Appleにスティーブ・ジョブズが戻らなければこうなっていた?

もし『iPhone』や『iPad』などのApple製品が1990年代のデザインでリリースされていたら、というIFに基づいて作成された仮想CGが、Apple専門の海外メディア9to5Macで公開されています。

Source:9to5Mac
*カテゴリー:テクノロジー technology

90年代のAppleふうデザインになった『iPhone』や『iPad』、『Apple Watch』



仮想CGを作成した9to5Macのパーカー・オルトラニ氏は、冒頭でこう話しています。

もしも大きな出来事がなかったら、Appleはどうなっていたのだろうと考えることがあります。(中略)そこで、自然と疑問が湧いてきました。もしAppleがNewton(1993年に発売されたPDA端末)を作り続けていたら?もしMac OSを動かしていたら?と。

この“大きな出来事”が何を指しているのかは明記されていませんが、『Apple Newton』はスティーブ・ジョブズがほぼ関わっていない製品です。もしもジョブズがAppleに帰らなければ、実際にこのような製品が生まれていたのかもしれません。

『iPhone』→『Newton Phone』


Appleの『Newton Phone』にはMacOS To-Goが搭載されています。ユーザーインターフェイスの上部にはメニューバーがありますが、アイコンはiOSスタイルのグリッド配置になっています。


通話用アプリ、Callsも搭載。大きくて見やすいボタンになっています。OSのレトロな感じがめちゃくちゃリアルですね。


『iPad』→『Newton Tablet』

『Newton Tablet』はスタイラスペンに対応。これはタブレットの上部に磁石で取り付けることができます。ディスプレイの下には、左側と右側の2つのスピーカーがあり、右側には、2つのUSBポートがあります。


ちなみに、スティーブ・ジョブズはスタイラスペンを嫌っていたことで有名。しかし、現在では『iPad』シリーズも『Apple Pencil』に対応しています。

『Apple Watch』→『Newton Watch』

こちらが『Newton Watch』です。といっても、OSは『Newton Phone』のものを小さくしただけにみえます。WatchOSの洗練されたデザインとは大違いです。


これらの価格は、『Newton Tablet』が3,499ドル、『Newton Phone』は1,499ドル、『Newton Watch』は999ドルから、という設定。3,499ドルは現在のレートで約38万円で、499ドルだった初代『iPad』とはえらい違いです。


もちろんこれらはIFであり、実際に登場した製品ではありません。しかしもしジョブズがAppleに戻らなければ、いまのAppleが存在していなかった、もしくはこうなっていたかもしれないと考えると、感慨深いものがありますね。

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Source: AppBank
『iPhone』や『iPad』の90年代ふう仮想CG→Appleにスティーブ・ジョブズが戻らなければこうなっていた?