100倍すごい。
パナソニックは本日、加湿空気清浄器の新製品「F-VXU90」を発表しました。これがなんだかすごそうなんですよ。
- ナノイーって何だ?
- スピードとパワーを兼ね備えた「F-VXU90」
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ナノイーって何だ?
パナソニックといえば、花粉やアレル物質、ニオイの元となる微粒子などを抑制する「ナノイー」技術が有名です。簡単にナノイーを説明しますと、20nmの微粒子の中に、酸素と水素が結合した「OHラジカル」という分子を閉じ込めたもの。このOHラジカルがさまざまな菌から水素を奪い水となり、水素を奪われた菌は死滅します。
ナノイーは2003年に発表された技術。当時はOHラジカルを毎秒4800億個発生させていました。それが次の技術「ナノイーX」では毎秒4兆8000個になり、今回の新ナノイーXではOHラジカル量は毎秒48兆個に! なんと100倍になっているんです。OHラジカルは非常に短命ですが、これだけの量が毎秒放出されればかなりの効果アップが期待できます。
どれくらい性能アップしているかというと、たとえばスギ花粉の抑制時間は約3時間で99%まで抑制。ナノイーXでは約24時間かかっていたので、約1/8もスピードアップしています。
また、1時間で92.6%まで抑制することも可能。「家が花粉っぽいなー」というときに使うと、1時間ほどでスッキリすることでしょう。
花粉だけではなく、各種アレルギーの元となるアレル物質や、加齢臭などのニオイの元、カビなどの抑制にも効果的。いずれも従来の1/8〜1/4ほどの時間で抑制できます。
スピードとパワーを兼ね備えた「F-VXU90」
「F-VXU90」は、この新ナノイーX技術を搭載しているだけではなく、「3Dフロー花粉撃退気流」機能も搭載。立体的な気流を発生させて部屋全体を循環させることで、花粉を効果的に集塵することが可能となっています。
そのほか、スマホアプリ「ミルエア」で部屋の空気の状態を見ることも可能。空気の汚れ具合やきれいになった空気の割合を確認できたり、部屋の状態に合わせた運転設定を行なったりすることができます。
空気清浄能力は、約40畳。加湿機能を使用する場合は35畳まで対応します。
発売は9月21日。予想市場価格は10万7000円前後となっています。
僕、ほとんど部屋の窓閉めきってるし、花粉症持ちなんですけど、空気清浄器って使ったことないんですよね…。でもこういうご時世ですし、ちょっとは部屋の空気に気を遣ったほうがいいような気がしてきました。よし、検討しよう!
Source: パナソニック