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25日朝、大阪 西成区で崖の近くに建っていた住宅2棟が相次いで崖下に崩れ落ちました。

さらに別の住宅も倒壊するおそれがあるということで、警察などが周辺の住民に避難を呼びかけています。

25日午前7時すぎ、大阪 西成区天下茶屋東の住宅街で「道路に水が漏れている」と近くに住む人から警察に通報があり、
その後、崖の近くに建っていた2階建ての住宅がおよそ10メートル下に崩れ落ちました。

さらに、午前10時半すぎ、近くの別の住宅も倒壊したということです。

警察によりますと、最初に倒壊した住宅には2人が住んでいましたが、ミシミシという音を聞いて逃げ出したということで、けが人はいませんでした。

現場では時折、崖が崩れていてさらに別の住宅が倒壊するおそれがあり、ガスのにおいもするということで、警察や区の職員が周辺の住民に避難を呼びかけています。

警察によりますと、現場近くの空き地で建物を建てる工事が行われていたということですが、倒壊と関連があるかどうかは分かっていません。

現場は大阪メトロの天下茶屋駅から北東に1キロほど離れた住宅街で、警察が詳しい状況と原因を調べています。

◆倒壊の瞬間を近くに住む人が撮影

散歩中に「パキパキ」という音に気付き、見上げると、崖の近くにある2階建ての建物が傾き始めたということです。

映像では数秒後、大きな音をたてながら一気に崩れ落ちる様子がとらえられています。

直後には周囲に土煙が立ちのぼる様子も確認できます。

また、倒壊した住宅の隣にある建物の基礎部分もえぐれている様子が見てとれます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210625/k10013103091000.html

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